コミックエッセイ:3姉妹DAYS
9年ぶりに3人目を妊娠! これからの出産と育児に不安を抱えるも、実際は…【3姉妹DAYS Vol.20】
■いよいよ出産へ
次女の出産の際、お世話になった助産師さんからは、
と言われたことがありました。上の子の出産から長く間があいたら陣痛の時間はどうなるのかな…。
知り合いで3人お子さんを出産した方に聞くと「3人目だからと言ってそんなに早くは生まれなかったよ~。」
と言っていました。
そして、いざ陣痛が始まると、私の場合破水から始まったのが要因だったと思いますが、めちゃくちゃ早く出産しました。
陣痛から2時間で出産、2時間といっても最初の1時間くらいはちょっとおなかがはるな~ぐらいでした。
これが陣痛の始まりだったとは知る由もなく、まだ病院に行くほどの痛みもないし…、とゆったりとしていたのですが、破水したあとは急激な痛みで歩くことさえできませんでした。
分娩台まで辿り着けず、病院に着いてストレッチャーの上で出産しました。しかし、三女は産声をあげませんでした。
すぐに酸素マスクをはめて別室に連れて行かれましたが、産まれてきてくれてすごく嬉しいはずなのに当時の私は、心配で生きた心地はしませんでした。
今は何事もなく元気な三女ですが、妊娠中に問題はなくても、産まれるまでは何が起こるか分からない。無事に出産するということは、当たり前のことではないんだと痛感した出来事でもありました。
家庭の形はそれぞれで、何歳差がいいかは個々の家庭で考え方が違うと思います。
「案ずるより産むがやすし」という言葉の通り
夫も娘も、もちろん私も三女が生まれて毎日デレデレです。
三女が生まれて家族がますます明るくなったように感じ、
「家族が増えて本当によかった!」
と家族みんなで思っています。