コミックエッセイ 親に整形させられた私が、母になる
ママ友が我が家を見下してる…娘の受験で絶対に見返してやる!【親に整形させられた私が、母になる Vol.29】
母はよく、『勉強か運動か、どちらかが上位でいなければいけない』と言っていました。
私が運動で上位にはいけないと判断した母は、今度は勉強で上位にいかなくては、と考えたのだと思います。
母にとって、『普通』ではダメだったのでしょう。
でももし私の容姿が上位なら、勉強や運動は普通でも良いと判断したのかもしれません。
容姿が劣っているからこそ、別の所でカバーしなければいけない、と考えたのだと思います。
何事も、世間からの相対評価で物事をはかる母でした。
わが家では、世間から見た評価が絶対でした。
それが当然だと私も思っていました。
『私は良いところが一つもないから、せめて学校はネームバリューのあるところにいかないといけない。
そうしないと私は目も当てられない悲惨な人間になってしまう。』
そうしないと私は目も当てられない悲惨な人間になってしまう。』
と、私自身も本気で思っていました。
文:著者(グラハム子)
長所ゼロの娘に拒否感が…私が娘に整形をさせた本当の理由
※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。