前回のあらすじ
地元から帰る新幹線で初めての発作を経験…
新幹線の中の唐突な体調不良…1時間ほどしてやっと駅に着きました。たった1時間だったのですが、血の気が引いたり、激しい腹痛とたたかう1時間はとても長い時間に感じました…。
降りる時は乗務員さんの「大丈夫ですか?」の心配してくれる一言がとても嬉しかったです。(ベッドを貸してくれたり、色々大騒ぎしたりとご迷惑をかけましたが、本当に感謝しかありません)
そして連絡してあったタマオ君に迎えに来てもらうことに。
早く家に帰りたい…
そう思っていたのですが、歩く度に訪れる便意にはとてもじゃないけど勝てる気がせず…。
このままでは無理だと判断して夜間やっている病院に連絡をして診てもらうことになりました。
新幹線の中であれだけ出したのに…
何故何度も腹痛と便意が訪れるのか…
この時はさっぱり分かりませんでした
診断は食あたり!
確かにお腹が痛いときは血の気も下がることも今まであったし、きっとさっき飲み会で食べたものが悪かったんだ! 私はお酒が飲めないからその代わりに色々食べてたしな~。
うんうん!なるほど!
とこの時は食あたりと言う診断をまるっと信じてしまいました。
初めての症状で、腹痛、下痢、血の気が引くとだけ伝えたら、そう診断されても仕方ないと思います。
パニック障害の場合、初めての診断でパニック症状を疑われることは少ないかと思います。
体は健康なのに、何度も何度も原因不明の症状を繰り返すことでやっと何かおかしい…? と病院に行って診断となる…というパターンが多いようです。
この日帰宅したのは2時過ぎに…
帰る頃には症状も落ち着いてきたのですが、心からどっぷりと疲れた日になりました
そして…
休みが取りにくい会社だと思っていたので、ハネムーンは諦めていたのですが「大丈夫」と聞いて、すっかり浮かれる私。
一度でいいからハワイに行ってみたい! と思い、ハワイへの夢がどんどん膨らみました。
旅行記の本を買ったり、どこの旅行会社でお願いしようかなど、考えている間がワクワクして楽しかったです。
しかし、そんなある日…
なんと今度はタマオくんが体調を壊してしまいました…!!
次回に続く
『パニック障害とは』
理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。
本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。