コミックエッセイ:3姉妹DAYS
長女が入院…! 不安な状況を助けてくれた、今でも心の支えになっている出来事【3姉妹DAYS Vol.22】
■別の病院で診てもらうと…
そんな時、ネットで
病児保育という熱がある子を預かってくれる施設をみつけ、病児保育に預けて仕事に向かうことにしました。
引き続き、小児科には通っていましたが、それでも熱が下がらず、病状は悪化していき…、
さすがに「これは、おかしい」と、他の病院で診てもらうと
肺炎を併発しているとの診断、即入院となりました。
ごめんね…
娘に謝ることしかできませんでした。
入院となると24時間、大人がつきっきりでいなければならないと言われました。
母にこのことを話すと、「大変! 娘ちゃん大丈夫なの? 」とすぐに駆けつけてくれました。
娘の付き添いは、昼間は母に見てもらい、夜は私。そして病院から仕事場に向かっていました。
1週間ほどの入院でしたが、母も仕事をしていたので、「仕事、大丈夫なのかな? 申し訳ないな」と思っていました。
「ごめんね。仕事を休んで来てくれて。
ありがとう。」と母に言うと、
母も仕事が忙しいのに、心配させないように言ってくれた一言がすごく嬉しかったです。
■現在は…
娘が3歳になると、ほとんど熱を出すこともなくなり、毎日保育園に行くことができるようになりました。
当時はとても大変でしたが、今でもこのことを思い出すと母に感謝の気持ちでいっぱいです。
仕事で失敗した時
子育てで悩んだ時
人間関係がイヤになった時
生活していると大変なことや不安になる瞬間はたくさんありますが、誰かが落ち込んだ時や余裕がなくピンチなときこそ、母のように相手を思いやれる言葉を言えるような人になりたいと思えた出来事でした。あのとき母が私に掛けてくれた言葉は、今も私の心を支えてくれています。