コミックエッセイ:今日もどすこい母さん
自粛生活後スイスの挨拶がなんかギクシャク…、しかしとっておきの方法が見つかった!【今日もどすこい母さん Vol.19】
スイスでの日常生活で感染症拡大後一番変わったのは、挨拶の仕方だと思います。
スイスでは「こんにちは」と「さようなら」の時、ビジネスや学校関連以外は、初めての人でもビズ(ほっぺチュー3回)が必須なのですが、(男性同士は握手です)この感染症が拡大した以降は避けるべき行為とアナウンスされています。
日本人の私からするとビズなんて別になくてもいいし、なんならない方がありがたいのですが、スイス人からすると、ビズをしないことはすごく失礼だし、しない人は相当な例外で「変わり者」と思われるようです。そういう文化の中で育った人々なので、人と会ったら反射的にビズのために体が勝手に動くようで…、すごいですね。
コロナ後、その反射神経を封じ込めてる感がすごくて、あっちこっちでギクシャクした場面が見かけられました。
だけどまれに、結構強気に「今まで通りを突き通す!」という人も出てきたりで、度肝を抜かれる場面もありました。それ以来、誰かと会うと「わたしはビズしないからー!」と手を体の前に突き出す風にしていたのですが、今考えてみると結構失礼な動作で、さらにギクシャクしてしまい…。
どうしたものかと考えていたところに、最高の解決法到来!
それは「投げキッス連打!」。このイタリア人の彼女から作法を伝授してもらい、それ以来とってもスムーズかつフレンドリーに人と挨拶をかわせるようになりました。
ビズってどれだけ必要かっていうのを日本の友達に説明する時、「人と目を合わすのと同じくらい大切な行為かも」と言うとへーー、って驚きながら納得してもらってます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
それではまた次回に!