連載記事:ママのうっぷん広場
ママ友と心地良い距離感で付き合う方法とは? 距離が近すぎるママ友(後編)【ママのうっぷん広場 Vol.16】
イラスト:ぱん田ぱん太
ママ友との距離感に正解はなかなか見つからず、つい距離をつめすぎてしまったり、相手の遠慮のない行動に嫌な思いをしてしまうこともありますよね。今回は、前回アンケートの内容を元に見てきた距離感の近いママ友への対処法から、ママ友との心地良い付き合い方について考えてみたいと思います。
■<いい距離感1>徐々にフェードアウト
距離の近いママ友への対処法については、後腐れがないように「フェードアウトする」という意見が多く寄せられました。
「ママ友に毎日のように外出に誘われて、LINEでは長文のグチをよく聞かされた。一方的すぎて私があまり返信しなくなったら、疎遠になりました」
「『車に乗せて』と頻繁に言われたので、買い物に誘われても『用事がある』や、『買うものがない』と、少しずつ距離を取り、私から『車を出す』と言わないようにしました。するとママ友も察したようで、別の気の良さそうな人と仲良くなり次第に離れられました」
「登園降園時に毎日1~2時間立ち話。貴重な時間を奪われているようで苦痛だったので、バス通園に変えて回避。ママ友もいいけど、家族や自分に時間をかけられるようになり、ストレスが軽減した」
どのコメントからも、相手に伝わらないよう上手にフェードアウトしている様子が伝わってきますね。
それとなく相手と距離をとる方法としては、相手も傷つけず、子ども同士の関係にも亀裂を生まない賢いやり方のように思えます。
■<いい距離感2>今だけやり過ごす
また、今だけのお付き合いだから「なんとかやり過ごす」という意見も寄せられていました。
「どうせお互いに転勤族なのでやり過ごす。これに尽きます。二度と会う事はないだろうと、割り切っていました」
「小学校に入れば、また違うママ友ができる。だから今、悩んでいる方がいたら、ずっとこのつらさは続かないと思って頑張ってください」
「先輩ママに相談した。『合わない人とは天気の話だけしてれば良いのよ』と言われて納得!」
子ども同士の関係もあるため、なかなかハッキリとものを言えないママ友間でのお付き合いですが、子どもの環境が変われば終わる期限つきのものでもありますよね。その間だけはなんとか我慢したり、当たり障りのない会話をすることでやり過ごしている人も多いようです。