コミックエッセイ:ぽこちゃんです&どんちゃんです
悪気のないイタズラが招いた最悪の状況…母親を締め出してしまった大事件【中編】【ぽこちゃんです&どんちゃんです Vol.18】
みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。
1月も終盤ではございますが、新年、明けましておめでとうございます。
本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年末から引っ張っていた
母を締め出してしまった大事件の中編です。
■内側からしか開けられない鍵をいじってしまった私
当時の実家の玄関は、昔ながらの引き戸のタイプで、
・外からでも内側からでも開け閉めが可能な鍵
・内側からしか開け閉めができない鍵
の2つがついた玄関ドアでした。
何を思ったか、3歳の私は後者の
「内側からしか開けられない鍵」をいじってしまい…
イタズラしている間に鍵が掛かってしまいました。
はい、母は外におります。
しかし、玄関は開きません。
だって私が閉めちゃったから!!
「やっちまった!」という意識は当時の私もあったようで、開かない玄関ドアの中で必死に母を呼びましたが、
完全にパニックに陥って、ギャンギャン泣いている私に母の声は届かず…。
母も私に「さっきと逆に鍵を回して!」「大丈夫! できるから! 泣かないで!」などと必死に指示してくれたのですが、泣き始めると長かった私には効果がなく、どうしようもない状況でした。
加えて、時は平成初期、スマホもなければ「しもしも~?」なドデカいバッグのような携帯電話も、わが家にはありませんでした。