コミックエッセイ:おばバカ一代
自粛中はトラブル続きだった兄妹、季節が変わり二人の関係にも変化が…!?【おばバカ一代 第38話】
こんにちは! 甥&姪大好きおばバカ平八です!
今回は「新型コロナウイルスで大変だった1年を振り返って」のお話です。
新型コロナウイルスが流行し始めた頃、4歳になりたての甥と1歳の姪は、一緒に仲良く過ごすのが難しい状態でした。
甥は大人を独占して遊ぶのが好きでしたが、姪はまだ目が離せない年齢。
甥は姪に対して愛情半分・ヤキモチ半分で、可愛がるつもりが怒らせたり、意地悪して泣かせたり…穏やかに過ごすことができませんでした。
その上、夏休みに入る頃には太陽光が恐ろしくてなかなか外には出られず、屋内施設へは感染予防のため出かけられず、ほとんど家に缶詰状態に。
家にこもりっきりの生活は甥のストレスを増幅させ、そのストレスの矛先は妹である姪に向かいました。
甥は姪をつぶし、跳ねのけ、おもちゃを奪い…。
狭い家の中で兄妹が一緒にいればトラブルだらけで、とても気がめいったのを覚えています。
いつまでこんなことが続くのか…。
憂鬱な日々でしたが、「今この瞬間が一生続くわけではない、必ず夏は終わる!」「諸行無常…諸行無常…」と、ブツブツ呪文のようにつぶやき、なんとか夏を乗り切りました。
そうして、夏が終わりすっかり秋に変わった頃。
いつの間にやら兄妹の関係は全く変わっていました。