コミックエッセイ:双子育児まめまめ日記
「理想の子育て」を脳内シミュレーションしていた私が、出産後に学んだこと【双子育児まめまめ日記 第27話】
ウーマンエキサイトのみなさまこんにちは。ぐっちぃです。
理想の子育てということで、わたしが出産前に脳内シミュレーションしていたことをお話しますね!
■ 育児スケジュールを組んでいたけれど
わたしは10年前ほどに、双子を出産しました。一度に赤ちゃんが2人もきて、「絶対楽しいし、かわいいだろうな」とお花畑のようなイメージが脳内をかけめぐっていましたよ。
わたしが出産した当時は、まだスマホもなく(SNSももちろんない)インターネットの情報もどこまで信じていいかわからずで、ひたすら本と病院で聞いた話をメモして、脳内シミュレーションしていました。
……なんてことが夢だとわかったのは、娘たちが退院してすぐ!
こんなスケジュールどおりに進むなんてことは、1日たりともなかった。
妹は、妹とはいえ先に出産をしていたので、育児の先輩だったのです。
初育児、気付かないうちに自分で「
本のとおりにやらなきゃ!」ってゴリゴリに脳を固めていたみたいなんですよね。
もちろん、スケジュールを立てて進めていくのはいいと思うけど、そのとおりにいかなかったときに、いつもは焦っていたことが、「まいっか、なんとかなるか」な考えに変わった瞬間でした。
育児は思ったとおりにいかない。あれから約10年経ったけど、今も同じことを思うし、きっとこれからも「育児の理想」が崩壊していくことを何回も経験していくんだろうなと思っています。
ただそこで「なんで!? どうして!?」とならずに「じゃあほかの考えを」と脳にスイッチを入れられるよう、切り替え能力を身に付けていきたいです。