コミックエッセイ:娘が夜驚症になった話
激しくなるマリーの乱暴さ…、これ以上どう対策をすればいいの?【娘が夜驚症になった話 Vol.10】
「中立的ではない立場の大人が注意するのはどうなのか」と思っていた私も、今にもちぎれそうな帽子を見て、さすがにマリーにちゃんと伝えなければと思いました。
とりあえず、嫌なことをされたら「嫌だ!」という意思ははっきり見せるべき、そう伝えて、いざと言う時に大きな声で伝える練習をしました。
通っていた幼稚園では「休み時間の問題は子ども同士で解決するべき」というのが古くからのポリシーにあるようで、すごい暴力がない限りは大目に見るというスタンスのようでした。
「幼稚園児にそれを求めるんかいーーー!!??」って心で大きく叫んでいたのですが、子ども同士の蹴られた、押されたも、その先生にとっては日常茶飯事のことのようでした。
ゆあに「次蹴られたら先生にすぐに言える?」と聞くと、「先生はどうせ自分でどうにかしなさいって言うもんー」とのこと…。あー、こんなとき、日本の幼稚園だったら優しい先生が助けてくれるんだろうなーー、日本帰りてーー、ってなりました。
先生に言ってもダメ、夫は怒りで我を失いそうなのでダメ、マリーママに注意してもらっても逆効果、ゆあが「やめて」とちゃんと伝えているのにダメ、マリーとはしばらく前からお家遊びも送迎もやめて距離をとってるのにそれもダメ…。
もう考えても考えても八方塞がりーーー!!
そんな中、その朝はマリーママに用事があって、久々にマリーの送迎をすることになっていました。
そして、ゆあがマリーにされたことを話している最中に、マリーがやってきました。
次に続く
本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。