コミックエッセイ 「ゲームは悪?」母と私がたどり着いた答え
お互いにとって程よい距離感に…私が中学生になってからの母の変化【「ゲームは悪?」母と私がたどり着いた答え Vol.5】
■自分が親の立場になって気づいた「母」のこと
そんな生活がずっと続き、ある日、母に「それ(ゲーム)楽しいの?」と聞かれたことがありました。
私は少しビクビクしながら答えたのを覚えています。
その頃になると、妹もシレッと私のゲーム機のスイッチを入れて、勝手にゲームデビューを果たしましたが、母は何も言いませんでした。
正直、「なんで?」とは思いましたが、やはり母には聞けませんでした。
怖いから。
しかし、母が妹に対して甘く見えてしまうのは、私をものすごく必死に育ててくれていたからなのだと思います。
子どもの頃は、まったくそれに気がつきませんでしたが、自分が子どもを持つ立場になってから、当時の母の気持ちがようやくわかるようになりました。
母はただ一生懸命だったんです。
次回に続く(全6話)毎日14時更新!
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