コミックエッセイ:出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私

ようやく少し歩けるように…回復してきたことを実感!【出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私 Vol.36】

出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私

出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私

妊活、流産、待望の妊娠、そして重症新生児仮死…。想定外の試練に見舞われた壮絶な妊娠・出産の記録。出産することの奇跡、命の尊さを感じるストーリーです。

■前回のあらすじ
とにかく娘のことが心配な私は検索魔と化します。そのせいで不安と恐怖でいっぱいになった私を先生たちが励ましてくれました。


■母体の回復具合は…

ようやく少し歩けるように…回復してきたことを実感!【出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私 Vol.36】
傷も相まってとても痛かったです…。
しかも、1日に何回もこの確認兼マッサージがあり、かなり苦痛でしたが、日に日に痛みは減っていきました。


そして…
ようやく少し歩けるように…回復してきたことを実感!【出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私 Vol.36】
描いていませんが、血栓予防のポンプも外れています。
1日目は「もうこれ死ぬかも」「回復することはあるのか」と絶望的な気分でしたが、3日も経つと痛みも気分もだいぶ良くなってきました。
人間の体ってすごいなぁ…。

少し元気になったタイミングで看護師さんや助産師さんからは「できるだけ歩け」と促されましたが、「できる限り歩け! できなくても歩け!」と言わんばかりの勢いでした。(被害妄想かもしれませんが…)
それほど、血栓や癒着は怖いんでしょうね…。

そして、昼食後に再トライしてようやく…。
ようやく少し歩けるように…回復してきたことを実感!【出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私 Vol.36】

■血圧が下がらない…

ようやく少し歩けるように…回復してきたことを実感!【出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私 Vol.36】
今まで血圧は妊娠中でも100/60くらいをずっとマークしていたのに、手術の夜、一気に160/120程度まで上がったようでした。
こういうケースは妊婦高血圧と言うのでしょうか?

急に血圧が上がったことにより、胎盤早期剥離が起こったのかもしれないと言われました。

退院する頃には普通の血圧に戻っていたのですが…。

余談ですが、血圧が高いのにすごい貧血でした。二つは同時に成立しないイメージだったので、看護師さんに聞いて驚きました。
※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。

次回に続く(全57話)「出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私」連載は12時更新!
元気な赤ちゃんの泣き声を聞くと辛い…湧き上がる黒い感情

この続きは...元気な赤ちゃんの泣き声を聞くと辛い…湧き上がる黒い感情【出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私 vol.37】



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