コミックエッセイ:夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記
ちょっと高めのものを買ったのに…子どもの成長で、意外に早く使わなくなったもの【夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記 Vol.40】
息子のトイレトレーニングの際に、キャラクターもののかわいらしい補助便座を購入しました。
キャラクターものではない方が値段が安かったのですが、トイレを楽しいところだと思ってほしいという願いから、息子の好きなキャラクターものに決めました。
そして、自分でトイレに座る習慣をつけてほしいと思ったのと、大きい方をする際に踏ん張る場所があった方がよいだろうと考え、スツール(はしご)付きのものを買いました。
そのため平均よりも若干お値段が高めな感じにはなってしまったのですが、トイレトレーニングというものは大切ですし、スツールは外しても使えるため、長く使えるのではないかと考えて購入しました。
いざ届いてみると…
とてもかわいらしい補助便座で、息子に良く似合っていました…!
(補助便座が「似合う」という表現はおかしな気がしますが、とても子どもらしくてかわいらしかったと言いたいのです…!)
息子もその補助便座を気に入り、トイレトレーニングは良いスタートを切ることができました。
やはり良いものを買って良かったなぁと思っていたのですが……
しばらくすると、「トイレ行きたくない!!」と息子が駄々をこねるように……。
いったいどうしてしまったのか……。
いろいろと試行錯誤しましたが、どうしてもトイレに行くのを嫌がる息子。
するとある日、とうとう理由を話してくれたのです。
なんと、補助便座を嫌になってしまっていたのです……!
何がきっかけで嫌になってしまったのかはわかりませんが、とにかく補助便座はもう使わない、お兄さんだからもう無くてもいい! とのこと……。
いつの間にか息子の気持ちも成長していたのだと知り、嬉しいような寂しいような。
まだまだ使うものと思っていたのですが、本当に短期間の使用で終わってしまった補助便座……。
もうあのかわいい姿が見られないのかと思うと、やはり寂しさもあります。
そしてここまで短期間で使わなくなることを知っていたら、もう少し安いものですませたかったという勝手な気持ちも…!
子どもの成長は突然訪れると知った一日でした。