コミックエッセイ:夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記
緊急事態宣言中の妊娠、案外よかった2つのこと【夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記 Vol.41】
第一子の長男を妊娠していたときは、2017~2018年でした。
平穏な時期で、初めての妊娠ということで不安はありましたが、今思えば妊娠中も産後も通常通りの生活を送ることができている幸せな日々でした。
第二子を妊娠している今は当時とは状況が異なり、妊婦健診に夫が立ち会えなかったり、毎日体温を測って健診の際に申請しなければならない等大変なことが増えました。
しかし、その一方で良かったこともちらほら。
打ち合わせは基本リモートになった
とくに良かったと日々感じていることは、リモートでの仕事が増えたことです!
実は以前から、
これってリモートワークでできるのでは…?
このくらいの打合せだったらオンラインでよいのでは?
と思うことが多々あったのです。
しかし、やはり直接現場に出向かないと「楽をしている」と思われてしまうのではないかと思い、提案することなどはありませんでした。
しかし、今は打合せは基本リモートとなったので、移動時間の短縮にもなり、いろいろなことが捗るようになりました。
普段は芸人の仕事もしている私なのですが、これまでは、「まだこの番組が放送するって決まっていないけど、とりあえず話聞きたいから来てください」と言われテレビ局まで打合せに行き、結局その番組自体がボツになるということが日常茶飯事だったりしました。
そういったことがリモートで済んでしまうというのは本当にありがたかったです。
夫が飲み会に行かなくなった
そしてもう一つ良かったことは、夫が飲み会に行かなくなったということです。
お酒を飲むことが大好きな夫。
職業柄お酒の席に誘われることも多く、私もその大切さを同業ということもあり理解できている方ではあると思います。
しかし妊娠中というのはいろいろと不安なこともありますし、第一子妊娠中に飲みに行ってばかりいた夫にはモヤモヤすることもありました。
当たり前ですが、妊婦はお酒を飲むこともできず、体調の変化なども日々あります。
臨月にもなると、いつ陣痛がくるかわからないという日々なのに「また飲み会!?」と思ってしまうこともありました。
しかし今は違います。
緊急事態宣言は終わりましたが、病院での立ち合いをする場合は家族以外との会食をしてはいけないという病院側のルールもあるため、夜でもいつも夫が家にいてくれるという安心感があります。
不安なことが多い日々ですが、少しでも良くなったことを見つけ、今後もうまく付き合っていけたらと思います。