コミックエッセイ:夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記
夜中に叫んで…第二子出産間近に上の子に起きた異変【夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記 Vol.42】
もうすぐ第二子出産です。
(この記事が公開される頃には生まれているはず…です!)
3歳の長男にも、以前から「赤ちゃんが生まれる」ということについて少しずつ説明していました。
最初は『お腹に赤ちゃんがいる』ということがよくわからなかったようでしたが、だんだんと時間が経つにつれ理解し、最近では「赤ちゃんのお世話したい!」と言ってくれるようにもなりました。
私たち夫婦はフリーランスなので、産休育休という制度はとくになく、勝手に自分で無給で休むという感じになるので、必然的に出産間際まで仕事をしていることになります……。
産後に働けなくなる期間の収入のことも考え普段よりも多めに仕事を入れたりしているので、妊娠期間中はいつもよりハードです。
とにかく時間が足りません!
いつも長男の寝かしつけは私の担当なのですが、寝かしつけにかかる時間のことや、今後赤ちゃんが生まれた後もママとしか寝られないという感じだと困るかもしれないということもあり、夫が頑張って長男を寝かしつけてくれるようになりました。
最初はものすごく嫌がった長男……。
しかし、根気強く夫が頑張ってくれたこともあり、「パパと寝るのが楽しみ!」とまで言ってくれるようになりました。
その間、私は仕事を進めることができ、良い方向に生活スタイルが変わっていったと思っていました。
ところが……
臨月に入ったある日のこと、就寝したはずの長男が物凄い勢いで泣き始めました。
いつもは夜泣きなどなく、朝までぐっすりの長男。
どれくらいぶりかわからないほど久しぶりに大きな夜泣き。
寝室へ駆け付けると、嫌な夢を見たような感じで、怒って泣き叫んでいます。
暴れて暴れて、何かを叫んでいるのですが、うまく聞こえません。
わかったことは、とにかく「パパは出て行け!」とのこと…!
パパと寝ることを楽しいと思っていたのは確かだと思うのですが、本当はママとも寝たかったのに我慢していてくれたのかなと思いました。
長男の成長に少し甘えてしまっていたところがあったと反省。
久しぶりに長男と添い寝すると、安心したのかすぐに寝てくれ、翌日も機嫌良く起きてくれました。
しかしこれからはお兄ちゃんとして成長した長男に甘えることなく、時々はきちんと甘えさせてあげる余裕を私たちが持っていないとなと思った出来ごとでした。