コミックエッセイ:なんとかなるから大丈夫!
今年一番の衝撃! 一時はどうなるかと思った「わが家の出来事」【なんとかなるから大丈夫! Vol.29】
■退院後の父は驚くほど回復していった
1カ月ぶりに、まともに父に会うことができました。
父の表情が乏しく感じましたが、意識が戻り、寝たきりの状態から、車イスに座れるようになっていました。
転院した後の父は、驚くほど回復しました。
あれよあれよという間に、栄養を送っていた鼻のチューブが抜け、自力で食事ができるようになり、歩行の練習が始まりました。
秋になり、ぼちぼちと退院の話がでるようになった頃…。
母は「どうしてこんなことになったのか」と、よく言っていました。
父が退院したあとのことなど、不安もあったと思います。
けれど、最終的には
「きっと何とかなるわよ。そんな気がするわ!」と、前向きでした。
そして、父は退院しました。
自力でつえをついて歩けるようになって。
訪問リハビリにて、目標があると良い、という話になり、“またできるようになりたいこと”を聞かれたとき、
「またテニスをしたい」と父は言いました。
とてもやる気があり、向上心が高い父。
もしかすると、またテニスができるくらいに回復する可能性もあるのでは!? なんて、思ってしまいます。
これからも、そんな父を見守っていきたいです。
息子が巣立つカウントダウンは始まっている… その日を廃人で迎えないための準備【育児に遅れと混乱が生じてる !! Vol.75】