コミックエッセイ:良妻賢母になるまでは。

子育てにいかしたい…少し悲しい、大好きな先生との思い出【良妻賢母になるまでは。 第108話】

良妻賢母になるまでは。

良妻賢母になるまでは。

アメブロで大人気! のばらさんの書き下ろしコミックエッセイです。超ドSな旦那さん、小悪魔な姉妹・サクちゃんカエちゃん、そして長男・モモくんの5人家族の、クスッと笑える毎日を綴ります!

どうもこんにちは、のばらです。

今回は少し(かなり)振り返って
私の学生時代の思い出話を聞いていただけませんか。

当時の私には大好きな先生がおりました。
明るくて優しくて、誰にでも笑顔で接してくれる
マヨ先生……。

憧れの先生
もちろんそんな素敵な先生ですから
他の生徒にもとても人気がありまして。
先生の周りはいつも生徒が集まる、そんな存在でした。


少しでも仲良くなりたかった
しかしそんなマヨ先生の転勤が決まり
生徒たちはとても悲しんでいました…。

先生とのお別れの日
マヨ先生が生徒一人ずつの前に立ち、
「あの時一緒にやった○○、楽しかったね!」とか
「授業中こんなことがあったね!」と
生徒一人一人との思い出を振り返り
お話ししてくれたのです。

次はいよいよ私の番――。


私にはなんて言ってくれるかと思ったら

友だちのことよろしく
Y美とは
その時期勉強などで色々と思い悩み、学校を休みがちになっていた生徒のことでした。
私はその子と家が近かったこともあり、学校とその子の間の連絡係をしていたのです。

「うん。先生。心配しなくて大丈夫! 私にできることがあれば頑張ります!」

そう答えた私の本心は言葉とは違ったものでした。


わたしのことではなかった

信頼の証だけど
…なぜ今になってこんな話を思い出したのかと言うと、

私自身、我が子に言ってたんですよね。
「弟のこと、よろしく!」と。
自分が言われてモヤッとした言葉を
普通に娘たちに言っていることに気付きました。

もちろん、実際に姉たちに弟の面倒をお願いしたい時もあるし
全力で頼っているけど
お願いした後に、しっかりと感謝の気持ちを伝えられていませんでした。


個人的ながんばりを褒めてあげるようにしたい
とくに繊細な時期に差し掛かっている姉妹。
感謝の気持ちは言葉にしないと伝わらないし

「姉」としての行動はもちろん姉弟それぞれの良さをしっかり伝えていけたらと思います。

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