長引くコロナ禍で自粛生活が続くなか、子どもとの遊びがマンネリ化しているご家庭も多いのではないでしょうか?
家族で過ごすのはめっきり家の中、遠くにもなかなか出かけられない…。子どもとの時間をいまいち楽しめなくなってきた…。
そんな子育て中の日々に閉塞感を感じたら、ぜひ手に取ってほしい1冊があります。
人気コミックライターむぴーさんの新刊
『いつか家族でやりたい99の楽しいことリスト』(CCCメディアハウス)は、作者むぴーさんが家族でやったら楽しいことを集めた親子遊びの厳選リスト。
本書の魅力は、なんといっても
お金をかけなくても、遠くに行かなくても、楽しめるアイデアがつまっていること。なおかつ、大人も思わずワクワクする“ときめき”に満ちています。
「子ども時代、こんな遊びがしたかった…!」と親自身が子ども時代を取り戻せるような、まさに親子遊びのバイブルです。
■非日常感が味わえる!自宅で楽しむ親子遊びアイデア
外で思い切り体を動かすことが大好きな子どもにとって、おうち時間は退屈に感じやすいかもしれません。
長引く自粛生活で、おうちで楽しめる遊びネタに悩むママ・パパもきっと多いでしょう。
とはいえ、子どもに合わせた特別な遊びばかりを考えるのは、正直大変…。親自身の息抜きも難しくなりますよね。
だからこそ、本書が提案するのは、
「いつもとちょっと違うこと」を大人も子どもも心から楽しむこと。
“ちょっとだけ”普段と変えてみる、いつもならやらないことに視線を向ける…、そんな親子遊びの新たな視点を示してくれます。
以下、おうち時間が格段に華やぐ親子遊びを本書から一部ご紹介します。
▼非日常空間を再現する「おうちホテル」
「おうちホテル」は、自宅にあるものでホテルを再現して、非日常空間を味わうアイデア。
フロントでのチェックインから始めれば、いつもの自宅が特別な場所に。
ベッドや布団の配置を変えたり、その日だけはリビングに布団を敷いてみたり、ちょっとした変化が日常の風景をガラリと変えてくれます。
▼気になる冷凍食品を味わい尽くす「冷食食べ比べ」
メーカーごとに数種類の冷凍食品を並べて食すのは、ちょっぴりリッチな気持ちを味わえるはず!
メーカーそれぞれの個性を発見できたり、自分好みの商品を見つけられたり、家族みんなで意見を交わし合うのも楽しいひとときになるでしょう。
▼防災訓練にもなって一石二鳥!「停電サバイバル生活」
「もしも停電になったら…?」という設定で生活してみる「停電サバイバル生活」は、万が一の備えにもなるおうち時間アイデア。
食事は缶詰&レトルトでしのぎ、手元を照らすのはランタンもしくはロウソクを使用します。ちょっぴりワクワクしながら、非常時の不便な暮らしをあえて体験するのは、親子にとってよりよき学びの時間になるはず。備蓄の消費期限が迫っているタイミングにも!
▼家の記録も残せる「ルームツアー動画撮影」
子どもたちが案内役となって、ルームツアー動画を撮影する遊びアイデア。カメラの前で緊張しながらも、いつもとちょっぴり違う子どもの姿を親子で楽しめるでしょう。
家の記録も残せるので、数年後、数十年後に、現在の暮らしぶりを懐かしい気持ちで振り返られるのもポイントです。