コミックエッセイ:夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記

4歳で到来したプチ反抗期! 声かけも今までと同じというわけにはいかない…【夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記 Vol.55】

4歳になると、イヤイヤ期も収まり親の言うことをよく聞いてくれるようになると聞いていました。

「天使の4歳」とも言われますし、4歳ってそんなにおりこうさんになるんだなぁと待ち遠しく思う時期もありました。

しかし実際に4歳になった長男は…

確かに親の言うことをよくわかっており、いろんなことを理解しおりこうさんにはなっていましたが、それに加え、自己主張も強くなってきました。

「こうしようね」と言われても、「自分は本当はこうしたいのに」という気持ちがあり、2歳の頃のイヤイヤ期の拒絶とは違い、飲み込みつつも「余計な一言」を言ってくるようになったのです。

「めんどくさいなー」「うるさいなー」「やりたくないのにー」等々。

まるで思春期のような言い草に笑ってしまいそうになることもあるのですが、グッと我慢しています。

先日も、お風呂から出て服を着ずにおもちゃで遊んでいた息子に注意をすると、

「めんどくさいな」
と言ってきた息子。

邪魔してくる「いじわる」なママだと感じたようです。

4歳になると自分のやりたいことも明確になってきて、口も達者になってくるので困り物です。

いつも一生懸命言い聞かせようと何度も繰り返し伝えたりしているのですが、その日は「どうして服を着て欲しいのか」という理由を丁寧に説明してみることにしました。


いじわるじゃないことを説明
2歳のイヤイヤ期の頃は、大人の言うことを全て理解するのも難しいだろうと思い、なるべくご機嫌に、なるべく簡単に伝えることを意識していました。

しかし4歳になり、「どうしてそうしなければならないのか」という理由を考え、「行動することでどうなるのか」を伝え、考えてもらうことにしたのです。

すると、ママがいじわるで言ってるわけではないことが伝わり、いつもよりスムーズに服を着てくれました。

わかってくれました
私も「まだ4歳だし…」と勝手なステレオタイプで子供騙しのような対応になっていたこともあったかもしれない、と反省。

大人が思っているよりも、子どもはいろんなことを理解しているのだなと感じた出来事でした。
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