コミックエッセイ:夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記
時間に追われてる時に「やりたくない」が出たら? 我が家のプチ反抗期の対処法【夫婦のじかん大貫ミキエの芸人育児日記 Vol.56】
4歳になった長男は、プチ反抗期を迎えました。
2歳の頃のイヤイヤ期とはまた違う、「めんどくさい」「やりたくない」など不機嫌になる『思春期』のようなプチ反抗期。
「4歳の壁」というものがあり、脳が著しく発達したことにより、今の自分だけでなく、過去や未来、自分以外の人へも意識がいき、身体も成長するものの、まだまだ自分の感情をコントロールする力が未熟だったりすることで起こる反抗期のようなものと聞いているのですが…、まさに! という感じで、我が家の長男にも当てはまるものでした。
前回の連載でもプチ反抗期のことを書いたのですが、そのときは、ただただ「こうして」と伝えるだけでなく、「何故」こうしてと言われているのかを伝えることで理解してもらうというエピソードでした。
4歳といっても、こちらの言うことやいろいろなルールを理解しているのだということを親も信頼し、子ども扱いして指示だけ出すのではなくきちんと理由を伝えることの大切さを書きました。
が!!
時間がないこともある…!
朝のバタバタしているときや兄弟のお世話があるときなど、とにかく時間に追われているときの対策なのですが、我が家の場合はこれにつきます。
この作戦は本当に有効的です。
長男の性格は、好奇心旺盛だったり負けず嫌いだったりとアクティブな面が多いのですが、そんなお子さんには、より有効なのかなと感じます。
よーいドン! 的な始まりに飽きてしまったときは、
「よーし、今だったら勝てるかも~!」
「よしよし、今のうちに息子くんよりも早くやっちゃお!」
等々、抜け駆けで勝負を勝手に始めると乗ってきたりします。
飽きさせずに楽しんで勝負をするのもポイントです。
そしてこの勝負のときは、必ず惜しいところで負けてしまうようにしています。
お片付けのときなどは、
「あれ~? このおもちゃってどこにしまうんだっけな~?」
などと、ついつい教えてあげたくなるようなことを言うと、教えてくれて、いつの間にかお片付けが進むということが多いです。
何事にも創意工夫。
方法は同じでも、入り口を工夫すれば飽きずに乗ってくれる我が家の子どもたちでした。
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