コミックエッセイ 夢見る母の教育虐待
母に「この学校に行きたい」なんて言えない…一方的に敷かれた中受へのレール【夢見る母の教育虐待 第3話】
■初めて母に近くの学校について聞いた
私はそもそも「どうして受験をするのか」がわからないままこの時期を迎えてしまい…。
「行ってみたい学校はある?」と聞かれると、「正直、まったくわからない」としか答えられませんでした。
しかし、母は「ついにこのときが来た!」と言わんばかりに興奮。
進路希望調査の紙には、母のイチオシのA女子中のほか、同レベルの学校を2校書いて提出しました。
この頃の私は通っている小学校が遠い(片道1時間)のが少々つらかったため、初めて自分から母に「近くにいい学校はない?」と聞いてみました。
母の勢いに負けてしまい、自分が良いと思った学校の名前すら口にできない状況…。嬉しそうに志望校を決めている母を前に、そんなこと言えなかったのです。
次回に続く(全16話)毎日10時更新!
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