コミックエッセイ 夫が青信号の横断歩道で車にはねられた話
事故の後も続く地獄の痛み…夫は我慢できるのか!【夫が青信号の横断歩道で車にはねられた話 Vol.6】
■前回のあらすじ
夫が無事に帰宅。心配性の私は、泣いて抱きつきたいくらいでしたが、恥ずかしがりやのため、少し離れて笑っていました。夫は事故に遭ったことでアドレナリンが出すぎて空元気。しかし、夜、眠りにつくときに、夫が私を抱きしめてきて、やっと私も安心してこっそり涙を流すことができたのです。
夫が無事に帰宅。心配性の私は、泣いて抱きつきたいくらいでしたが、恥ずかしがりやのため、少し離れて笑っていました。夫は事故に遭ったことでアドレナリンが出すぎて空元気。しかし、夜、眠りにつくときに、夫が私を抱きしめてきて、やっと私も安心してこっそり涙を流すことができたのです。
よみがる遺体安置所の記憶…心配性の私がやっと安堵できた夜
■大好きな乗り物も、人を傷つける凶器に…
その日からしばらく夫は、勤務先の病院の形成外科へ患者として通うことになりました。
一緒に車に乗るのは、運転手の私と、付き添いの息子。
息子はまだ変わり果てたパパの顔が信じられず、抱っこされることに抵抗があるようでしたが、病院前のロータリーのバス停や電車につられて、楽しそうに付き合ってくれました。
以前から、はたらく車や電車が大好きだった息子。
でも、そんな乗り物も、一歩間違えば人を傷つける凶器になってしまう…。
そんなことに改めて気づかされた今回の事故。
バスに近づこうとする息子とつないだ手が、つい汗ばみます。
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