コミックエッセイ:ぽこちゃんです&どんちゃんです
「ママ 二 オテガミ!」知的障がい・発達障がいの娘が母にくれた初めてのお手紙【ぽこちゃんです&どんちゃんです Vol.43】
療育園から幼稚園に転園して早3カ月が経過したどんちゃん。
幼稚園にもすっかり慣れて毎日、楽しそうに通っています。
■お友だちからお手紙をもらった
そんなどんちゃんのクラスは現在、お友だちや先生にお手紙を送り合うのが、はやっているのだそうです。
定型発達の年中さんだと、確かにそろそろ文字に興味を持ち始め、平仮名やカタカナの読み書きができる子が増え始める頃です。
しかし、知的障がいに加えて発達障がいもあるどんちゃん。
文字はまだまだハードルが高いです。
(きっとお手紙を送り合うお友だちを、離れたところから見つめるのが精一杯なんじゃないだろうか…)と、なんとも言えぬ寂しさがあるのかもしれないと心配していました。
ですがある日、どんちゃんの通園バッグの中から見慣れないサイズの紙が出てきました。
なんと! お友だちからお手紙をもらったのです!
お手紙の内容もさることながら、読み書きがまだできないどんちゃんを仲間はずれにすることなく、お手紙を書いて渡してくれたお友だちのことを思うと、涙が止まりませんでした。
そんなことがあった数日後。