コミックエッセイ:両手に男児

「サンタさんって…?」 純粋な子どもの質問に親はどう答えれば!?【両手に男児 Vol.68】



かく言う私は、小学生の間はサンタクロースが来ていたと記憶しています。

周りには「サンタはいない!」と言ってまわっていた子もいましたが「信じている子の所にはサンタはくる」「大きくなった子の所は親がサンタの代理になっているだけでサンタは実在する」と言う話を頑なに信じていました。

そう考えるとそろそろ長男(9)はサンタの存在に疑問を感じ始める年頃です。

きっとまわりの友だちの中にはすでにサンタの存在を否定している子もいるかもしれません。もし友だちとそんな話になった時、長男は何を思うのでしょうか。

「本当はサンタは存在しない」

そう思い始めるのはきっとまわりの友だちを通してだと思っていた私でしたが、長男はまさかの角度からサンタの存在に疑問を突きつけてくるのでした。
ある日息子が
サンタさんってパパでしょう来た
固まる親パパの部屋にサンタさんと同じラッピング

ある日突然「サンタってパパなんでしょ」と言われた時には「ついに来たか」と思いました。

しかし、何度かこの状況をシミレーションしたことがある私は落ち着いてなぜそう思ったのか長男に尋ねてみました。

すると「パパの部屋にサンタさんからもらったプレゼントのラッピングと同じものがあった」からでした。

まさかの着眼点すぎて一瞬時が止まりました。

そんな所まで覚えているものなんだと感心しつつ、旦那、ちゃんとしまっておきなさいよとも思いました。しかしここからはサンタ業を一任されている親としての力量の見せ所です。


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