
旅行に出かける上で完璧に
天候に恵まれることが滅多にない我が家。きっと雨男か雨女がいるに違いない。
雨が降ることはもちろんのこと、楽しみにしていたスキー旅行では吹雪に見舞われほとんど滑ることができず、ゴンドラが止まってあわや遭難の危機。車は雪に埋もれて大惨事というむしろ笑い話としては最高な引きの強さすらあります。
案の定雨雲が…でも問題なし!
ならばはじめから
雨が降ることを前提とした「濡れないプラン」を立ててみてはどうかと思い付いた私たち。
外を歩く時間を極限までカットして福島までロングドライブを楽しむことにしました。

首都高から常磐道へ走り、東海PAに立ち寄って納豆ソフトクリームなどのご当地フードをさくっと楽しみつつ、最初の目的地
「いわき・ら・ら・ミュウ」へ向かいます。
▼吟味して選んだ海の幸に舌鼓!
「いわき・ら・ら・ミュウ」は小名浜港で水揚げした新鮮な魚介類を楽しむことができる商業施設。
活気あふれる市場の雰囲気を楽しみながらお昼ご飯を吟味します。やはりこういった場所では購入したものをその場でいただくのが楽しいですね。

店頭で生牡蠣を楽しんだり、市場の一角にある「まるふと直売所」で網焼きに舌鼓を打ったりしていると
案の定雲行きが怪しくなってきた…しかし次なる目的地は隣接する環境水族館
「アクアマリン福島」ですのでまったく問題なし。
「濡れないプラン」に不可欠なのは…?
旅先に
「水族館」があると必ず立ち寄るようにしている我が家。その地域に生息する生き物の生態や環境、ときには文化に至るまで楽しみながら学ぶことができるというのが主たる理由ではありますが、雨が降っても大丈夫という安心感が大前提であることは否定できません。
その日の夜は夫がお世話になっていた友人のお店
「いわき七浜」にて夕食を。
とれたての魚介類を使ったお料理がいただける地元でも人気のお店で、この日もお客さんで大賑わい。個室もあり、子ども連れでも問題なく楽しむことができました。
▼名物「国産牛スジの塩煮込み」が絶品!
何を食べても美味しいお店ですが、名物の「とろける国産牛スジの塩煮込み」は推させていただきたい。牛すじの旨味たっぷりのあっさりしたスープが胃を喜ばせる、おつまみとしてもご飯のお供にも〆にも最高な一品です。

美味しいお料理とお酒を満喫し、
お店を出るとまさかの土砂降りだったのにはさすがに笑いましたがお店でタクシーを待たせてもらえるので安心です…。
雨どんと来い!
翌日は(も?)あいにくの雨だったのですが、この日は1日
「スパリゾートハワイアンズ」で過ごす予定でしたので、むしろ「雨どんと来い!」くらいの気持ちでいられた私たち。子どもと一緒のお出かけで雨に降られてしまうと物理的に大変だし子どものテンションも下がってしまって絶望を感じることも多かった我が家。
ですが、最初から
そのつもりでプランを組んでおくと、たとえ雨が降ったところで
「勝った!」という気持ちでいられるので、精神衛生上良いなと思いました。運良く晴れたら晴れたで嬉しいですし。