「人生何週目?」9歳少女が語る日本の未来と人生…年齢を超えた言葉に「私より言葉にできてて感動」「考えさせられた」
日本の未来について語る9歳少女/なっちゃんマン(@nachan_man_futoukou)さん
とある9歳の少女が語るのは…なんと日本の未来についてです。学校に行かない選択をしながら年齢をとうに超えた言語化力と観察力を見せ、Instagramでは「私より自分の思ってること言葉にできてて感動」「人生何周目ですか?」「考えさせられた」と絶賛の声が相次いでいます。親の接し方にも注目が集まる中、なぜこの少女がここまで深く物事を言葉にできるのでしょうか。その謎を解き明かすべく、母親(@nachan_man_futoukou)に話を聞きました。
■「その瞬間に彼女が自分の心で感じ、ひねり出した言葉の重み」を尊重
9歳の少女・なっちゃんマン(@nachan_man_futoukou)は地域の学校に行かない選択をし、通信制のフリースクール「NIJINアカデミー」に登校しています。スクールで出会ったすごい才能や強さを持った仲間を間近で見て「自分なんてまだまだだ」と背筋が伸びるとともに、「こういう子が日本の未来を作っていくのかも」と自らの言葉で学んだことをSNSで発信。地域の学校で行う授業ような、皆が同じ内容を同じ速度で勉強することも大切である一方で、お互いの個性を認めあって自分の力を発揮できる環境の中で、彼女なりの学びを深めています。
――“日本の未来について9歳が考えていること”を娘さんが語っている動画が話題となっていますが、多くの反響を受けてどのような印象ですか?
「まずは驚きとともに、身が引き締まる思いです。
もともとこの動画は、娘が「発信したい」と意図したものではなく、ある日、彼女が今感じていることを私(母)に一生懸命に話してくれた一コマでした。彼女の紡ぐ言葉があまりに真っ直ぐで、「今の9歳の子はこんな風に世界を見ているんだな」と私自身が心を動かされたことが投稿のきっかけです。
それが図らずも社会の「正解のない問い」に触れ、200人だったフォロワー様が1万人を超えるという、想像もしなかった反響をいただきました。否定的な意見も、背景にある「子どもを想う信念」ゆえのものとして尊重しています。娘にとってはあくまで「お母さんとの日常の会話」でしたが、その言葉が誰かの心に届き、対話が生まれる様子に、親である私たち自身が一番勇気をもらっています」
――日本の「学校」という仕組みや「協調性」についての考えについて、お子さんご自身が意見を述べられていますが、そのような考えをどのように受け止めていますか?
「もちろん、まだ9歳の子どもなので、明日にはまた違うことを言っているかもしれません。ですが、あの瞬間に彼女が自分の心で感じ、ひねり出した言葉の重みを、私たちは「大切な一つの視点」として尊重したいと考えています。既存の型に無理に嵌めるのではなく、彼女が今いる場所で「自分なりの納得感」を築いていく姿を、信じて見守っています」
――「言語化力が高い」「自立した考えの持ち主」といった声も多く見られ、9歳とは思えない言葉選びや話し方に注目が集まっています。
こうした話し方には、どのような要素やきっかけが影響していると感じていますか?
「特別な教育をしたわけではなく、幼い頃から一人の対等な人間として、日々の対話を大切に重ねてきた結果だと感じています。
彼女はもともと非常に共感力が強く、「自分の想いをどう伝えれば相手に届くか」を、子供ながらに一生懸命に考えている子でした。わが家では「子どもだから」と壁を作らず、日常の些細な出来事から社会のニュースまで、家族でフラットに話し合うことが習慣になっています。そうした「自分の想いを言葉にし、誰かに受け止めてもらう」という経験の積み重ねが、今の彼女らしい言葉を形作っているのだと思います」
■“大人びた知性×瑞々しい子どもらしさ“というアンバランスな魅力
――学校に行かないという選択をされていると拝見していますが、その経緯や理由について、差し支えない範囲でお聞かせください。
「決して「行きたくないから行かない」という安易な選択ではなく、本人の持つ「特性」と「学校の環境」を照らし合わせた結果の決断でした。娘は、言葉で考えを深める力は非常に高いのですが、一方で特定の教科の学習には非常に苦労したり、大きな音や周囲のざわつき、乱暴な言葉遣いに人一倍敏感だったりする繊細な面を持っています。一斉授業の中で「自分を削って周りに合わせる」ことに限界を感じているサインを受け止めたとき、私たちは「学校に合わせる努力」よりも、「彼女が安心して自分らしくいられる環境」を優先しました」
――普段、ご家庭ではどのような会話をされることが多いのでしょうか。
「会話に境界線はなく、アイドルの話から社会のしくみまでシームレスに繋がっています。彼女にとって社会の出来事は、自分に地続きの等身大の関心事なのです。
一方で、親の学生時代の話を熱心に聞くような、学校生活への純粋な憧れも同居しています。大人びた知性と、瑞々しい子どもらしさ。そのアンバランスな魅力を楽しみながら、私たち親も世界を見つめ直すチャンスをもらっています」
――お子さんが自由に意見を言える環境づくりにおいて、意識されていることがあれば教えていただけますか。
「「社会的なマナー」と「自由な対話」の両立を大切にしています。挨拶や感謝、目上の人に対する敬語といった「普遍的な礼儀」については、社会に出たときに彼女自身を助ける土台になるものとして、日頃からしっかりと伝えています。その揺るぎない土台がある上で、家庭内では一人の対等な人間として「あなたはどう思う?」と問いかけるようにしています。
親が正解を押し付けるのではなく、まずは彼女の言葉を否定せずに受け止める。その上で、私たち親も一人の人間として「お父さんはこう思う」「お母さんはこう感じるな」と、フラットに意見を交わす「議論」の場を大切にしています。
「礼儀は守るけれど、思考は自由でいい」、その安心感があるからこそ、彼女は萎縮せずに自分の声を届けてくれるのだと感じています」
■「自分で人生のハンドルを握り、目の前の景色を面白がって進んで欲しい」
――同じように子どもの教育や学校との関わり方について考えている方々に向けて、メッセージをお願いします。
「私たちも日々悩み、迷いながら進んでいる過程にあり、決して「正解」を持っているわけではありません。ただ一つ感じているのは、「学校に行けていない今」を人生の行き止まりだと思わなくていい、ということです。視点を少し先の「自立」へと移してみると、今すべきことは無理に背中を押すことではなく、まずは家庭を「安心して自分らしくいられる場所」に整えてあげることなのかな、と感じています。不登校は決して隠すべきことではなく、その子が自分らしく生きるために必要な時間や、一つの「個性」だと捉えています」
――お子さんのこれからについて、どのように見守っていきたいとお考えですか?
「あらかじめ親が正解を用意するのではなく、彼女が「やってみたい」と思った時に踏み出せる土壌を整えておきたいと考えています。大切なのは、彼女自身が「自分で選び、納得して進んでいるか」です。その納得感こそが次へ進む糧になります。親が先回りして障害物を取り除くのではなく、彼女が自分の人生のハンドルを握り、目の前の景色を面白がって進める力を信じて、一番の理解者としてワクワクしながら見守るつもりです」
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