パパへのNGワードは?あなたの言葉次第で変わる! パパ改造計画
外では仕事を頑張ってくれるパパですが、家の中では散らかしっぱなし、いつでもマイペース…。そんなパパに対して、思わずキツい言葉を言ってしまうことはありませんか? でもそれでは、パパが傷つくだけでメリットはないようです。ママが自慢したくなるパパになってもらうためのヒケツを池内ひろ美さんに聞きました。
お話を聞いたのは
池内ひろ美さん
いけうち・ひろみ夫婦・家族問題評論家。著書に「読むだけで『いい夫婦』になる本」(講談社文庫)など多数。「妻によるDV」を扱った著作のほか、離婚から結婚、恋愛、夫婦・家族・親子、教育に関わる作品を発表し続けている。
6つのシーン別言いがちNGワードをチェック
その一言がパパをめげさせているかも?イラッときたときこそ、言葉遣いを改める良いチャンスです!
シーン1
ママが忙しいのにテレビやゲーム
ゴロゴロしていられていいよね!
嫌みではなく理想の姿を言葉にしてパパをその気にさせる
嫌みを言われてもパパは反省しません。「そんなに言うなら、意地でもゴロゴロしてやるさ」、これがパパの心境です。パパの頭には、自分のプライドを傷つけた「ゴロゴロしている」という言葉が残り、その姿を実現する方向にいってしまうんですね。
この特性を逆手に取って、理想の姿を口にしてみましょう。例えば、「ママ友にあなたのこと、〝休日でもポロシャツ姿で、さっそうとしてるわね〞って言われちゃった!」と言えば、パパの脳内は「俺ってさっそうとしてる」モードになります(笑)。
その姿を実現するため、自然と行動が伴うはずです。
シーン2
片付けない、服を脱ぎっぱなし
だらしない! 片付けてよ!
片付けは自分のためと割り切って手を抜くのも夫婦円満のヒケツ
パパが片付けないのは、散らかっていても平気だから。一方、ママが片付けたいのは、自分にとってきれいな部屋が快適だからですよね。「家族のために片付けてるのに、私ばかり苦労している」と思うから腹が立つので、「片付けは自分のため」と捉えてみませんか。そこまで割り切るのはなかなか…と思うかもしれませんが、これも夫婦円満のヒケツ。「自分のため」と思えば、忙しいときや疲れているときは手を抜くことができます。自分が手を抜けば、人の手抜きを許せる余裕ができます。自分にも相手にも完璧を求めず、許し合える関係でいきましょう!
シーン3
たまに手伝うとすごくエラそう
私はいっつもやってますけど!
「ありがとう」