子どもに大人気のランニングバイク!ケガなく楽しむ&上達のポイントは?
今、子どもたちに大人気の乗用玩具「ランニングバイク」。持っている、購入を検討しているという方も多いのではないでしょうか?スイスイと風を切るように進み、いきいきと広場を走り回る子どもたちを見ていると、とても楽しそうですよね。
一方で乗り方を間違えてしまうと、転倒や、周囲の人への衝突など、思わぬ事故につながってしまうこともあります。子どもたちが安全にランニングバイクを楽しむために、どんなことに気を付ければいいのか、日本ランニングバイク連盟(JRBF)の山崎剛さんに話を聞きました。
ランニングバイクを買い与えるとき、親が気を付けることは?
ランニングバイクを子どもに買い与えるときには、必ず「ヘルメット」「プロテクター」などの安全防具を一緒に購入しましょう。特にヘルメットはお子さんの頭のサイズに合ったものを選んでほしいと山崎さん。転倒したときに頭部をしっかり守れることはもっとも大切なことですよね。
最初に防具なしで遊ばせて、後から付けるように言っても、なかなかつけてくれないもの。
初めから「ランニングバイクに乗るときは付けるもの」として防具を用意してあげるのがよいですね。
また、ハンドルの高さは胸の高さ、サドルの高さは両足を地面に着いて、ヒザが少し曲がる程度に合わせるのがよいそうです。子どもの成長は早いので、乗っている様子を見ながら乗りやすい高さに調整をしてあげましょう。
「3つの約束」をしたら、後は自由に遊ばせる
ランニングバイクを子どもに与えるとき、まずするべきことは3つの約束。それは「道路に出ない」「1人でやらない」「ヘルメットをかぶる」ということ。これは子ども自身がランニングバイクを楽しく安全に乗るための大切なルールです。
この約束さえできたら、あとは子どもに自由に遊ばせて、十分に興味を引き出してあげましょう。転びそうだからとハンドルを押さえたりせず、好きなように乗せてあげることで、子どもたちはランニングバイクの楽しさを身をもって感じていきます。
上手に乗れるようになったときこそ、安全に配慮を
子どもたちの上達は早く、すぐにスイスイと進めるようになってきます。だんだんとスピードをつけて、足を地面から離して、滑るように進むようになってきます。こうなってくると、もう転ぶ心配はないと、目を離しがちになってしまうこともありますが、こうしたときこそ、さらに安全に配慮をしましょう。