水・土・空気を親子で感じよう!自然体験レジャーでリフレッシュ!
野菜はすべて無農薬。年に数回訪れるリピーターも多い。旬野菜収穫コースは、大人(中学生以上)2800円、子どもは保護者同伴で無料。この他、バーベキューレンタル(3240円)や、収穫する野菜に応じた別コースもあり。
DATA千葉県木更津市牛袋野506TEL090 - 1666 - 2616
自然体験は子どもの「生きる力」も育む
自然体験は子どもにとって「なんとなくいいイメージ」がある人も多いでしょう。近年では、学術的な研究でも「幼少期からの自然体験は子どもの『生きる力』を育み、将来の『社会に生きる力』にも通じる」という報告があるそう。自然体験で育まれる「生きる力」とは…?
【1】感じる力
絵や活字で得てきた知識が、自然の中でホンモノに触れて「実感」として結び付きます。この経験が物事を「自分事」として捉える力=「感じる力」を伸ばします。
【2】共有する力
見て、触れて感じたことを家族と話し合うことが情報を「共有する力」に。いろいろな感じ方があることを受け入れていくことが「協力し合う力」に発展します。
【3】チャレンジする力
自然の中では初めての体験もたくさん。「挑戦」「失敗」「成功」を繰り返しながらやり遂げる喜びを感じ、いろいろなことに「チャレンジする力」が強まります。
【4】発見・工夫する力
不思議な現象に触れると、「なぜ」そうなっているのかと、自ら考える機会に。主体的に考えることは、「発見する力・工夫する力」を育みます。
【5】思いやる力
自然環境はさまざまな生き物と出合う場所。それらが人間と共に生きていることを実感し、お互いに「育ち合う・支え合う」大切さを学ぶことにつながります。
【6】自らの身を守る力
規則やルールを守って行動することを通して、自然の中の危険だけでなく、日常生活でも危険が潜んでいることに気付き、「自らの身を守る力」が身に付きます。
●お話を聞いたのは
池田まさみさん
いけだまさみ/十文字学園女子大学教授。専門は認知心理学、実験心理学、発達教育工学。幼少期の自然体験と成人後の養育態度との関連等についても研究。
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