たった5ステップ!失敗しにくいおうちカット法を美容師に聞きました
みなさんは、子どものヘアカットはどうしていますか?美容院でカットしている子もいると思いますが、まだ小さいうちは自宅でママがカットしていることもありますよね。私も3歳の長男の髪を自宅でカットしていますが、毎回アニメのような「ぱっつんカット」に…。まっすぐに切れずに何度も切りなおし、最終的には想像よりもずっと短くなってしまうことも。同じように、ママカットで失敗してしまった経験のあるママもいるのではないでしょうか。
今回は、子どものヘアカット教室も開催している美容室ミニヨンメゾンの高野泰幸さんに、失敗しにくいママカットのコツを聞いてみました。
子どもカット3つの心構え
子どもカットをする上で大切な3つの心構えは【子どもが集中できる環境を整える】【できるだけ複数名でやる】【カットする前にできあがりを頭の中で想像しておく】ということ。
まずはテレビのある部屋でテレビを見せながら切るなど、子どもが一定時間動かずにいられる環境を整えること。ミニヨンメゾンでは子どもをカットする部屋にはテレビが備え付けてあり、Eテレやトーマスなどを再生できるようにしているそうです。
また、できるだけ複数名で作業すること。1人はカット役で、もう1人は子どもの集中を保つために話し相手になったり、おもちゃで視点を一定に保つようにします。万が一暴れた場合には、危険がないように抑える役にもなり安心です。
最後に、「どこをどのくらいカットするのか」は、カット前までに決めておくこと。お風呂に入ったときに「このくらい切ろうかな?」と、切る位置などのカット方針を決めておくとスピードアップにつながります。
5ステップで失敗しにくい!3歳男児のヘアカットに密着
今回はしばらく伸びっぱなしにしていた私の長男のヘアカット方法を教えてもらいます。夏場だったので、耳をスッキリと出し、一部を刈り上げたツーブロックスタイルにチャレンジです。
■STEP1刈り上げる位置を決め、ピンで留める
まずは、刈り上げる位置を決めて、髪を適度な分量に分けピンで留めます(ブロッキング)。男の子は耳周りを出すスタイルが多いですが、耳周りはすぐに伸びてきてしまううえに、カットの際にくすぐったがって動いてしまい、危険な場所でもあります。それを安全にカットするにはバリカンを使用するのがおすすめなのだそう。バリカンで耳を切ってしまう危険はなく、アタッチメントを使えば長さを一定にできます。