愛あるセレクトをしたいママのみかた

「トッポンチーノ」って何? 寝かしつけに便利な最新ベビーグッズの作り方

あんふぁん
抱っこや授乳中に寝てしまった赤ちゃんを、ベッドやふとんに置くと、置いた瞬間に起きてしまうこと、よくありますよね?
そんな“寝かしつけあるある”のお悩みにぴったりのベビーグッズを、先日取材した子育てママさんに教えてもらいました。その名も「トッポンチーノ」。異国のお菓子のような名前ですが、イタリア生まれの赤ちゃん用の小さなおふとん、おくるみのこと。イタリアの教育者マリア・モンテッソーリが考案した教育手法、モンテッソーリ教育に基づき考えられたものです。

「トッポンチーノ」って何? 寝かしつけに便利な最新ベビーグッズの作り方


寝かしつけはもちろん、新米ママ&パパ、小さな子どもの抱っこサポートにも


「トッポンチーノ」を用意したら、ママが寝るときの抱き枕にするなど、肌身離さず持っておきます。赤ちゃんが産まれたら、抱っこするときや寝かしつけのときに「トッポンチーノ」を使います。すると、ママや赤ちゃん(自分)のにおいがついた「トッポンチーノ」に包まれ、赤ちゃんは安心して眠ることができるのだそう。抱っこや授乳のときは、トッポンチーノごと赤ちゃんを抱えて、寝てしまったら、トッポンチーノごとベッドやふとんの上に置けば、置いたとたんに起きたり、泣いたりすることも少ないとか。

また小さな子どもや、赤ちゃんの抱っこに慣れない新米ママ・パパが抱っこをするときも、「トッポンチーノ」ごと抱っこすれば安心です。
ちなみに教えていただいたママさんは、兄弟がいて、クーファンに入れるときのおふとんとして作ったということでした。取材に行った日も、赤ちゃんは「トッポンチーノ」の上で、ニコニコご機嫌。安心して、居心地が良いのが伝わってきました。

ベビー期を卒業しても、おむつ替えマットやクッションとしても便利


教えてもらったお母さんによれば、使える時期は、寝返りをする頃までということですが、その後も、おむつ替え用のマットや子ども用のクッションとしても活躍しそうです。
市販で売っているものもいくつかありますが、手作りもできるということで、「トッポンチーノ」の魅力にいち早く気づき、息子さんのために「トッポンチーノ」を手作りし、自身のホームページで作り方を紹介している朝倉由美さんに教えてもらいました。

http://yumiasakura.com

「トッポンチーノ」の作り方

「トッポンチーノ」を手づくりしてみよう! 材料と作り方をご紹介


「トッポンチーノ」って何? 寝かしつけに便利な最新ベビーグッズの作り方


【材料】
(内袋用)
ダブルガーゼ110cm幅×70cm
中綿200g
(カバー用)
トリプルガーゼ110cm幅×70cm
コットンレースリボン 80cm
※いずれもオーガニックコットンがおすすめ

【参考型紙】
「トッポンチーノ」の作り方を参照。
-----------------
【作り方】
1.型紙に縫い代1cmをつけて、布を裁つ。

2.カバー裏用の布を50cm、30cmに切り分ける。
(内袋を作る)
3.内袋を中表にし、直線部分を20cm残して、ぐるりと縫う。表に裏返す。
4.綿を、中袋と同じ大きさになるように切ったり重ねたりし、形を整える。
5.綿がずれないように、12カ所ほど均等に糸で縫い止める。
6.5の綿を3の袋に詰めて、入り口を縫う。中綿がずれないように、袋ごと6カ所ほど縫い止める。
(カバーを作る)
7.裏用の内袋の入り口になる、直線2カ所を2つ折りか3つ折りにして縫う。

8.裏用の30cmの表面カーブ部分に、レースが内側になるように待ち針で止める。
(レースをギャザーにしておくと、より縫いやすい。レースの端は、カーブ終わりに高さが合うようにする)
レースが動かないよう、布とレースの端から1cmほどのところを縫い留める。
9.表用の布と、裏用の30cmの布を中表に重ねて縫う。次に裏用の50cmの布を重ねて縫う。
-----------------
作り方もシンプルで簡単なので、ミシンがない人は、手縫いで作ることもできます。

「トッポンチーノ」って何? 寝かしつけに便利な最新ベビーグッズの作り方


家族みんなで使える便利な子育てグッズ。「トッポンチーノ」に注目!


赤ちゃんとの暮らしを楽しく、快適にしてくれる「トッポンチーノ」。これがあればママの寝かしつけが楽になるのはもちろん、小さな子どもやおじいちゃんおばあちゃんも、赤ちゃんを安心して抱っこできて、家族みんなで子育てできるのがうれしいですね。
ぜひお気に入りの布や柄で、「トッポンチーノ」を手作りしてみてください。

<文:フリーランス記者武田 由紀子>

提供元の記事

提供:

あんふぁん

この記事のキーワード