子育て情報『「〇千万円請求された…!」となる前に知っておきたい自転車保険のこと』

2016年11月7日 16:00

「〇千万円請求された…!」となる前に知っておきたい自転車保険のこと

自動車保険であれば、月々数百円で特約をつけることができ、補償額が大きく無制限ということも多いので安心です」

自転車の整備・点検と一緒に加入できる『TSマーク付帯保険』

「新しく自転車保険の加入を考えるときに、おすすめのものは『TSマーク付帯保険』です。日本全国にある“全国自転車安全整備店”で自転車を整備・点検してもらうと、つけてもらえるシールがTSマークです。このTSマークについているのが『TSマーク付帯保険』で、“傷害保険”(障害補償)と“個人賠償責任保険”(賠償責任補償)の両方が付帯されています。TSマークには、青色と赤色の2種類があり、どちらを選ぶかによって補償内容(金額)が変わります。
青色は整備・点検料が1000〜2000円程度、赤色は1500〜2500円程度と、店によって異なります。赤色のほうが補償内容は大きく、赤色のTSマークなら、死亡時などの賠償補償は最大5000万円(平成26年10月以降に貼付した場合)と、かなりの額が補償されます。また『TSマーク付帯保険』は、人でなく自転車につく保険なので、本人や家族以外が乗っていた場合(盗難自転車を除く)も支払われるのが特長です」

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『TSマーク付帯保険』は有効期限が1年間。整備・点検を忘れないように

「ただ、気をつけなければならないのが、TSマークの有効期間が整備・点検日から1年間ということ。
普通の保険のように、自動更新や更新連絡が来ることがないので、忘れないようにしなければなりません。有効期限が過ぎてから再び加入するときは、同じように整備・点検を行ってもらうだけ。自転車のメンテナンスを行いながら加入できるという簡単さは魅力です」

チェックしておきたい、示談交渉サービス

その他に、特約をつけるときや自転車保険選びで気をつけておきたいことは、示談交渉サービスがあるかどうか。
「加害者となってしまった場合に自分自身で示談交渉をするのは、心身ともに辛いものです。示談交渉サービスは自動車保険などにはついている場合が多いですが、『TSマーク付帯保険』にはついていません。
火災保険や自動車保険、傷害保険にも加入しておらず、『TSマーク付帯保険』だけでは不安があるようなら、他の自転車保険の加入を考えてもいいと思います」と、伊藤さんはアドバイスしてくれました。

わが家の場合は、車を所有していないので、まず加入している火災保険の特約について確認しつつ、『TSマーク付帯保険』と平行して検討してみるのが良さそうだなと思いました。

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