サンタさんに年中会える フィンランドのロヴァニエミ。子どもが小さいうちにぜひ!
こちらはホンモノの郵便局で、ポストカードを購入したらそこから郵便物を出すことができます。おもしろいのは、訪れた日の日付で出すか、クリスマスごろに届くように出すかを選べること。今日の日付は黄色いポスト、クリスマスごろに届くのは赤いポストと、別々のポストに投函するようになっているので間違わないようにしましょう。
切手もカウンターで購入しますが、切手に押されるスタンプがトナカイの絵柄でかわいらしいので自分へもカードを送りたくなってしまいます。郵便事故などが心配な場合は、スタンプを押してもらった状態でそのまま投函せず持ち帰ることも可能です。
ポストカードを書くためのテーブルも用意されていますが、その奥もついでに見て行ってください。サンタさんへの手紙が毎年50万通も送られてくるというこの郵便局。すべての郵便物を国別に仕分けてあり、日本語で書かれているものも多数です。
中には400m以上もある長い紙に願いを書き綴った“超大作”の手紙もあって、地味ながらなかなか見ごたえがあります。
郵便局ではトンットゥと呼ばれるエルフたちがせっせとお仕事
寒さを楽しむアトラクション
このほかに、氷室の中に設置されたかのようなアイス・バーやチューブライドができる丘など、別料金で遊べるアトラクションもあります。こちらは寒さを楽しむためのもの、というべきか、屋内でも冷凍庫ばりの寒さ。アイス・バーには氷でできた滑り台もあるので、子どもも楽しむことができるでしょう。
さらに、外に出ればトナカイの引くそりで小さな牧場を一周したり、雪の中のプレイグラウンドがあったりと寒い中でもとにかく遊ぶ!のがフィンランド流。売店ではそりも売られているので、とことん雪遊びをすることができます。身体を動かしてさえいればそれほど寒さを感じないので、ここは童心に帰って子どもたちと遊びまくりましょう。
……と、ここまでは子ども向けのアクティビティの数々でしたが、実はこの村には大人も喜ぶアトラクションが。
フィンランドデザインのアウトレットショップがあり、マリメッコやイッタラといった上質でスタイリッシュなデザインの雑貨がちょっとお安く手に入るのです。40ユーロ以上お買い物をした場合は免税の手続きもしてもらえますから、うっかり買い物をしまくってしまっても安心(?)ですね。免税の手続きにはパスポートが必要ですから、忘れずに持っていきましょう。