鼻血やサニタリーショーツ、血液の汚れは「セスキ酸」でスッキリ!
知り合いのママと「子どもって、よく鼻血を出すよね」という話から偶然知った「セスキ酸」。「セスキ酸」とは「セスキ炭酸ソーダ」のことで、鼻血などの血液の汚れを落とすのに、とにかく使えるとのこと。粉末タイプ、スプレータイプがあり、トーヤク、レック、第一石鹸などのメーカーから出ています。早速粉末タイプを購入して試してみると、今まで悩まされていたベッドシーツや洋服の鼻血汚れがきれいに落ちてビックリ!
私は粉末のセスキ炭酸ソーダを、そのまま汚れに振りかけてもみ洗いで使っていましたが、ぜひプロの方に便利な使い方、おすすめの使い方を教わりたいもの。整理収納アドバイザーであり、お掃除や片付けにも詳しい「+plus K」代表・井下佳子さんに、セスキ炭酸ソーダの使い方を聞いてみました。
「セスキ炭酸ソーダは、強いアルカリ性の粉末で、重曹より水に溶けやすいのが特徴。血液の汚れはもちろん、皮脂や手あか汚れ、油汚れなどにも強いので、キッチンはもちろん、家の中のいろいろなお掃除に使えて、とても便利ですよ」
井下さんのセスキ炭酸ソーダと出合いは、布ナプキンを使っていた時のこと。使用済みの布ナプキンを、セスキ炭酸ソーダを溶かした水につけ置きしてから洗濯。
「鼻血がついた服やサニタリーショーツの血液汚れは、小さなバケツなどに、濃いめにセスキ炭酸ソーダを溶かした水(水300mlに対し、セスキ炭酸ソーダ小さじ1)を入れ、一晩つけておきます。翌日には汚れが落ちて後は洗濯機で洗うだけ。手洗いしなくてもいいので楽ですよ。つけ置きが難しいベッドシーツやマットレスなどは、濃いめに溶かしたセスキ炭酸ソーダをタオルや布につけ、上からたたき洗いして、汚れを落とします」
家の掃除には、500mlの水に小さじ1のセスキ炭酸ソーダを溶かしたスプレーボトルを常備。キッチンの掃除に大活躍しているそう。
「電子レンジは、内側にスプレーをして数分加熱後に拭くと、とてもきれいになります。コンロまわりの汚れは、スプレーして数分置いてから拭き取ります。
キッチン以外の掃除でも、セスキ炭酸ソーダは万能。先ほどのスプレーボトルを、拭き掃除にも活用しているそうです。
「雑巾にスプレーし、皮脂や手あか汚れがつきやすいスイッチや取っ手などを拭くときれいになります。またじゅうたんやフローリングを、同じ要領で拭き掃除してもすっきりきれいに。天然木のフローリングなど、しみになりやすいデリケートなもの以外に使えます」
また洗濯時に、洗濯洗剤と一緒に入れて使うのもおすすめだそうです。
「汚れが強い、臭いが気になる洗濯物がある時に使います。いつもの洗濯と同じ要領で、洗剤と一緒に大さじ1のセスキ炭酸ソーダを入れるだけ。
重曹やクエン酸に続く、新たなエコ洗剤として、わが家でも大活躍しそうな予感の「セスキ炭酸ソーダ」。ぜひみなさんも、大掃除や普段のお掃除に、「セスキ炭酸ソーダ」を活用してみてはいかがでしょうか。
取材協力・+plus K 井下佳子さん
http://plusk-keiko.jimdo.com
http://ameblo.jp/411217212411/
<文:フリーランス記者武田由紀子>
アルカリ性で水に溶けやすく、血液や油汚れに強い「セスキ炭酸ソーダ」
私は粉末のセスキ炭酸ソーダを、そのまま汚れに振りかけてもみ洗いで使っていましたが、ぜひプロの方に便利な使い方、おすすめの使い方を教わりたいもの。整理収納アドバイザーであり、お掃除や片付けにも詳しい「+plus K」代表・井下佳子さんに、セスキ炭酸ソーダの使い方を聞いてみました。
「セスキ炭酸ソーダは、強いアルカリ性の粉末で、重曹より水に溶けやすいのが特徴。血液の汚れはもちろん、皮脂や手あか汚れ、油汚れなどにも強いので、キッチンはもちろん、家の中のいろいろなお掃除に使えて、とても便利ですよ」
井下さんのセスキ炭酸ソーダと出合いは、布ナプキンを使っていた時のこと。使用済みの布ナプキンを、セスキ炭酸ソーダを溶かした水につけ置きしてから洗濯。
同じ要領で、血液の汚れは、つけ置き洗いがおすすめだと言います。
血液汚れにはつけ置きを。スプレーにすれば、より使いやすく
「鼻血がついた服やサニタリーショーツの血液汚れは、小さなバケツなどに、濃いめにセスキ炭酸ソーダを溶かした水(水300mlに対し、セスキ炭酸ソーダ小さじ1)を入れ、一晩つけておきます。翌日には汚れが落ちて後は洗濯機で洗うだけ。手洗いしなくてもいいので楽ですよ。つけ置きが難しいベッドシーツやマットレスなどは、濃いめに溶かしたセスキ炭酸ソーダをタオルや布につけ、上からたたき洗いして、汚れを落とします」
家の掃除には、500mlの水に小さじ1のセスキ炭酸ソーダを溶かしたスプレーボトルを常備。キッチンの掃除に大活躍しているそう。
「電子レンジは、内側にスプレーをして数分加熱後に拭くと、とてもきれいになります。コンロまわりの汚れは、スプレーして数分置いてから拭き取ります。
換気扇やレンジフード、五徳などの油汚れがひどいものは、熱湯に濃いめにセスキ炭酸ソーダを溶かし(水3Lに対し大さじ1ほど)、つけ置きしてから洗うと汚れが落ちやすいですよ。油汚れがひどい鍋やフライパンには、水3Lに対し大さじ1のセスキ炭酸ソーダ入れ、お湯をわかし、10分ほど煮ると良いです」
拭き掃除や洗濯にも「セスキ炭酸ソーダ」が大活躍
キッチン以外の掃除でも、セスキ炭酸ソーダは万能。先ほどのスプレーボトルを、拭き掃除にも活用しているそうです。
「雑巾にスプレーし、皮脂や手あか汚れがつきやすいスイッチや取っ手などを拭くときれいになります。またじゅうたんやフローリングを、同じ要領で拭き掃除してもすっきりきれいに。天然木のフローリングなど、しみになりやすいデリケートなもの以外に使えます」
また洗濯時に、洗濯洗剤と一緒に入れて使うのもおすすめだそうです。
「汚れが強い、臭いが気になる洗濯物がある時に使います。いつもの洗濯と同じ要領で、洗剤と一緒に大さじ1のセスキ炭酸ソーダを入れるだけ。
洗濯物の臭いが気になりやすい梅雨時期にも良いですね。水にとけやすく、衣類にも残りにくいので安心です」
重曹やクエン酸に続く、新たなエコ洗剤として、わが家でも大活躍しそうな予感の「セスキ炭酸ソーダ」。ぜひみなさんも、大掃除や普段のお掃除に、「セスキ炭酸ソーダ」を活用してみてはいかがでしょうか。
取材協力・+plus K 井下佳子さん
http://plusk-keiko.jimdo.com
http://ameblo.jp/411217212411/
<文:フリーランス記者武田由紀子>