【1歳】元気過ぎて周りの子を泣かせてしまう1歳の娘
おとなしいことは本当に大事なことですか?子どもの発達に必要な探索行動を制限してしまうと、好奇心や創造力が育ちにくくなるようです。
Q.元気過ぎて周りの子を泣かせてしまう1歳の娘
何をしてもキーッとなりやすい1歳の娘。どこに行っても人一倍大きな声で、わざとお友達を泣かしに行ってしまうくらいパワフルです。元気なのはいいことだと思うのですが、注意しても周りの子を泣かせてばかりなので、先行きが不安になってしまいます。
[埼玉県・とど]
illustrationATFT GRAPHICS.
A.1歳の子どもが、わざと泣かせることはありません
1歳児がわざと泣かせに行くというのはまず考えられません。基本的に乳児は自分が気持ち良くなることをしているだけなので、そこに傷つけたとか傷つけられたというような、加害と被害の関係性は考えなくて大丈夫です。まだ判断する力が付いていない1歳の子どもに、判断できなかったことを叱ってもあまり意味がないと思いますよ。
子どもが泣いたり泣かされたりするのはお互い様のこと。お子さんが元気過ぎて肩身の狭い思いをされているのは分かりますが、この子は全く悪くありません。むしろ何か嫌なことがあったり、急に何かが視界に入ってきて驚き、大きな声を出した可能性もあります。そういう意味では、その場の状況を自分で切り開いて、必死にサバイブしていくたくましさやしなやかさがある子とも言えます。
この先言葉が出てくれば落ち着いてくると思いますが、休日に友達と過ごすときは、お母さんが子どもたちの輪に入って一緒に遊ぶのがおすすめです。
1歳児はまだ友達同士で遊ぶ年齢ではありませんが、大人が間に入れば楽しく遊べます。一緒に遊んでいれば泣かせる手前でお母さんが止められますね。友達との関わり方で悩んでいるのなら、試してみてください。