材料3つで“バスボム”を作ってみた!入浴剤や排水溝の掃除にも!
ガチャガチャの容器に入れたものは、固く詰めすぎたせいか出すのが大変で、一部分が崩れてしまいました。
シュワシュワ発泡していい香り! お湯もなめらかになる
その日の夜、早速お風呂で使ってみました! シュワシュワと心地いい音と一緒に、アロマの香りがほんのり香ってきます。「シュワシュワが楽しいね!」「いい香り〜。もうひとつ入れる!」と子どもたちも大喜び。バスボムが全部溶けた後のお湯は、いつもよりなめらかでとろみがあり、肌にふれるとすべすべした感触でした。ちなみにコーンスターチと片栗粉の違いは、使用感にあまり差が感じられませんでした。
今回ドライの花びらを入れたのですが、排水溝が詰まらないように入浴後にすべてすくって集めておきました。片付けが面倒な人は、入れないほうがいいかもしれません。
バスボムを入れたら、追い炊きはNG! 家族全員が同じ時間帯にお風呂に入れる日に使う
「バスボムを使ったお湯は、追い炊きができるか?」も気になり、家の風呂釜の説明書を見ると、市販の入浴剤のラベルに『風呂釜に影響を与えない』と記載されているものはよいが、イオウや炭酸ガスを発生させる入浴剤、湯が濁るタイプの入浴剤は、機器に悪影響を及ぼす恐れがあるので、使用しないでくださいとありました。
バスボムは、シュワシュワしているのが炭酸ガスで、コーンスターチや片栗粉を使用しているのでお湯が少し白く濁るので、追い炊きはNG。家族みんなが同じ時間帯にお風呂に入れる、週末などにバスボムを使うのがいいのかもしれません。また「アロマオイルがないけど、香りはつけたい」場合は、使わなくなった香水を代用して使っている人もいました。
今回色づけはしていませんが、食用色素やローズクレイパウダーなどを使えば、きれいな色に仕上がるので、ぜひ次回は試してみたいと思います。
入浴剤としてはもちろん、排水溝掃除にもなるから一石二鳥
バスボムを使うとお湯がなめらかになる上、そのまま流すことで排水溝の掃除にもなるのが嬉しいポイント。製氷皿に小さなバスボムをいくつか使って、キッチンの排水溝掃除用にしてみたいと思いました。
材料も少なく作り方も簡単なので、子どもと一緒に作るのにぴったり。小さなお子さんには、バスボムの中に小さなおもちゃを忍ばせてみたり、カラフルな色とかわいい形にして、お風呂が楽しくなるようなバスボムにするのもおすすめ。ぜひ、みなさんも作ってみてくださいね。
<写真・文:フリーランス記者武田由紀子>