小5男子が1年で英検3級合格!オンライン英会話、上達の5つのコツ
その話題になると大人顔負けの議論ができるようになりました。講師にも事前に送っておくことで、いろいろ調べておいてくれるので、会話がとても有意義。こういう対応をしてもらえるのも、仲のいい“いつもの先生”だから、とありがたみを実感しているといいます。
「休まない」ことで頭が英語脳になっていく
最後に、実はこれがもっとも難しいかもしれませんが、なかやまさんが重要視しているのは「休まない」こと。習慣化することで頭が“英語脳”になっていき、休んでしまうと回転が悪くなって単語がすぐに出てこなかったりと少し後戻りしてしまうのだそう。これでは効率が良くないので、たとえお気に入りの講師の予約をとるのに失敗しても必ずなにかレッスンを入れて英語に触れさせるのがおすすめです。
「なにか楽しみを見つけるといいですよ」となかやまさん。いくら継続は力なりとわかっていても、ひたすら勉強をさせるだけでは親も子も続きません。
なかやまさんの場合は「かっこいい講師がいるんですよ(笑)。講師選びも楽しいし、息子が彼と楽しく会話しているのを聞いているとこちらも楽しい気持ちになります」と、講師の“ファン”になって予約作業自体を楽しむことにしているそう。毎日息子のレッスンを近くで聴いているだけですが、なかやまさんは以前よりも映画などの英語がよく聞き取れるようになったそうで、なんだかうれしいオマケもついてきました。なかやまさんのお気に入り講師たちはネイティブスピーカーではなく、国籍もさまざま、発音のクセもさまざまですがネイティブの英語が聞き取れるようになっているのです。息子も、英検準2級のリスニングの正解率は9割を超えており、「オンライン英会話、あなどれません」とにっこり。結果がついてくることにこそ、もっとも満足できるもの。親も子も大満足で今日もオンライン英会話にいそしんでいます。
<文:フリーランス記者岩佐 史絵>