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和だしパックで簡単!子どもがもりもり食べてくれる、洋風アレンジ鍋

あんふぁん
鍋シーズン到来!店頭に並ぶさまざまな種類の“鍋の素”、簡単でとても魅力的。ですが、家にあるもので手軽にいろんな味を楽しみたい。欲を言えば天然素材のもので、子どもがもりもり食べてくれる鍋を作りたい!
今回は天然の“和だしパック”をベースに、子どもが喜ぶアレンジ鍋に挑戦してみました。
和だしパックで簡単!子どもがもりもり食べてくれる、洋風アレンジ鍋


和だし+トマトやミルクで洋風に


子どもが喜ぶ洋風アレンジには、生クリーム、カレー、トマトが外せません。

【+生クリームでクリーム鍋】
材料:だしパック袋、水800cc、白ワインor酒100cc、塩小さじ1から(適宜味をみる)
こしょう適量、生クリーム100cc
具材はキャベツ、ニンジン、玉ネギ、キノコ、ソーセージ、鶏肉など
※味をみて、具材が煮えてから生クリームを加えます。
和だしパックで簡単!子どもがもりもり食べてくれる、洋風アレンジ鍋
(ニンジンや大根はスライサーで薄くすると、子どもが食べやすい)
「和風だしに生クリーム?合うの?」と思う人もいるかもしれません。以前、「干ししいたけ×トマトでうまみ倍増!?子どもの味覚を育てるだしと素材の組み合わせ」でも紹介しましたが、異なる素材を組み合わせることにより、“うまみの相乗効果”が生まれ、うまみが倍増するのです。
和だしパックで簡単!子どもがもりもり食べてくれる、洋風アレンジ鍋

【+カレー粉でカレー鍋】
クリーム鍋と同じく、だしパック2袋と水800ccに市販のカレールーを2~3カケ(約60~90g)加えた、カレー鍋も子どもたちに人気でした。
キャベツやジャガイモ、きりたんぽを入れ、スープカレー風。大人へのアレンジは、スパイスのトッピング。〆にはココナッツミルク1缶(残った汁の量により調整)を加えて、フォーとパクチーを足せばエスニックに!

【+トマトで→ブイヤベース風】
海鮮を使った鍋も、トマトとニンニク、白ワインを追加することで、ブイヤベース風にアレンジ可能です。こちらは魚介からうまみが出てきますので、だしパックは1袋。具材との組み合わせによっては、だしパック1袋でも十分うまみが感じられます。
材料:だしパック1袋、水800cc、カットトマト水煮缶1、白ワイン400cc、ニンニク1~2かけ、玉ネギ1個、アサリ1パック、タラぶつ切り1尾分、カニやエビなどを入れ、塩とこしょうで味付け。アサリは別のフライパンで酒蒸しにして、鍋が煮える頃に入れました。

鍋のよいところは、具材を選ばないアレンジ自由自在なところ。
ベースとなる“だし”さえあれば、冷蔵庫の具材と調味料と相談して、どんなふうにも変化させられます。

お手軽なのに、本物!だしソムリエ認定の“だしパック”


今回使ったのは、だし専門店池田屋さんの“だしパック”。うまみ成分と、具材のおいしさを最大限に生かせるように、だしソムリエが独自にブレンドしたもの。
和だしパックで簡単!子どもがもりもり食べてくれる、洋風アレンジ鍋

1.国産の厳選だし素材
原材料は鯛、かつお(本枯れ節・荒節)、さば、うるめ、まいたけの5種類。すべて国産です。

2.塩、化学調味料無添加、天然素材100%
パッケージに“無添加”と書かれていても、実際には人工的に作られたエキスや塩が入っていることが多いもの。こちらのだしは100%天然素材、正真正銘の無添加なので、その点も信頼して使えます。

このだしパックで鍋を作るようになってから、基本的に薄味になりました。
野菜本来の甘み、具材の自然なうまみを味わうことができますし、鍋の残り汁がとてもおいしい!毎回、〆には何がベストだろう?と悩むくらいです。ただの食いしん坊でもありますが…(笑)。

3.料理に入れっぱなしでOK
「だしは沸騰したら取り出さなきゃいけないので面倒」と思いがちですが、このだしパックは具材と一緒に水に入れて、火にかけるだけでOK。わざわざだしをとる必要がないので、時短にもなります。※雑味が気になるときは、途中でパックを取り出します。

だしパックがなかったら…“昆布”が助っ人に!


「もし、だしパックがなかったら?」
そんなときは、迷わず“昆布”を使いましょう!

昆布は、そのものだけでは地味な存在ですが、昆布だし+鍋の具材(肉や魚、野菜など)と掛け合わせると、うまみが飛躍的にアップします。池田屋さんの言葉で言うと「昆布は縁の下の力もち」、陰でしっかりと素材のうまみを引き出してくれているのです。
その昆布、鍋に使うのならば市販の「だし昆布」と書かれているお徳用のもので十分なのだそう。
これなら常備している人も少なくないのでは?メニューに困ったときは、“昆布”で簡単鍋も良いかもしれませんね。
本物の和だしを使った、洋風アレンジ鍋、この冬にぜひ試してみてください。簡単でおいしく、子どもが喜び、味覚も育つ。一石二鳥ならぬ、一石四鳥です。

<取材協力:かつお節とだし素材の専門店「池田屋」>

<文・写真:フリーランス記者林未香>

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