は、その仰々しい名前が示す通り研究機関です。247エーカーという広い敷地内ではパンダが飼育されおり、2017年10月時点は146頭が実際の生息地に近い環境で暮らしています。そのうち、今年生まれた赤ちゃんパンダはなんと32頭。一般公開されてていて、時間帯によって食事をしているところやゴロゴロしているところが見られます。ちょうど繁殖期の7月から9月には生まれたばかりの赤ちゃんパンダが保育器に入っている様子も見られるのだとか。特に抽選も時間制限もありませんから、赤ちゃんパンダの様子を心行くまでじっくり眺めることができるのです。パンダが活発に動くのは午前中とのことで、施設も7時30分から開園。朝イチで行くのがおすすめです。
赤ちゃんパンダのお世話係、うらやましい!子パンダだけの”保育園”もあるので、赤ちゃんパンダは見放題
いきいきしたパンダの様子が見られて新鮮
敷地内は公園のようになっており、竹林や池などが配置されお散歩にもぴったり。園内を移動するシャトルバスはかなり混雑しているので、のんびり歩いて散策を楽しみましょう。ベビーカーでも移動は可能ですが、園内は地形を利用したつくりになっているため、坂や階段もあります。
パンダは数頭ずつ、囲いや小屋に入っていて、中には1本の木の上で5頭ものパンダがぐぅぐぅ昼寝をしているところもありました。また、小走りに走り回るパンダや、まるで中におっさんが入っているのかと思われるようなしぐさでバリバリと笹を食べるパンダなど、活動的な様子は日本ではなかなか見られないのでは。それもこれだけ広い敷地があるからこそ、なのでしょう。パンダが見える位置には人だかりができていますが、あちこちで見られるため混雑はそれほどでもありません。
パンダが鈴なり…。かなり高いところにも登っていてびっくり。よく数えてみたら5頭もいて、木が折れないかと心配に
よりディープなパンダ体験ができる施設も
園内にはレストランやカフェのほか、お土産やさんもあります。その隣には郵便局があり、ここではパンダの写真やイラストの絵ハガキや文房具がいっぱい。特にパンダのマスキングテープはかわいいデザインのものが多く、大人でもちょっと興奮してしまいます。また、ここでは絵ハガキを投函することもでき、それもまたひとつのアクティビティに。自宅に送れば、帰国したあともウキウキが続きますね。
この施設はダウンタウンから車で40分ほどと近いのですが、もっと山奥にある施設ではパンダのお世話体験や赤ちゃん抱っこができるところもあります。