「歩育」という言葉を知っていますか?「歩育」とは歩いて、子どもたちの心、生きる力を育てる教育です。我が家には、現在小学校2年生、1年生、年長の子どもがいて、三女が2歳になるころから家族全員でウオーキング大会に参加しています。だいたい1日で10~20キロくらい歩きますが、これは小さい頃からコツコツと習慣化したもの。歩くことを少しずつ続けてきた子どもたち。今では年長の娘(5歳)も、1人で20キロ歩き切ることができます。
「歩育」をして良かったこと
歩くことは、家族や年配の方、さまざまな年代の人との交流ができ、絆を深める良い機会になっています。子連れで大会に参加しているためか、必ず年配の方に声をかけられます。「こんなに小さいのにえらいね」と褒められるので、子どもたちも嬉しそうです。
また、歩くと筋肉もつき、体力もつくので、風邪をひきにくくなったように思います。そして、この前は5キロだったけど、今回は10キロ歩けたね、などと達成感も味わえたり、歩ききることで自信に繋がります。一番効果を感じたのは、ウオーキングを始めてから継続する力、忍耐力がついたこと。我慢強くなり、ちょっとのことではへこたれない度胸もついているようです。
ウオーキング大会は楽しいことがいっぱい!
独自の取り組みとして「歩育」を取り入れている自治体が多いですが、なかでも有名なのは埼玉県東松山市の「スリーデーマーチ」。我が家がウオーキングをするきっかけとなった大会で、海外からの参加者、地元の幼稚園児~高校生まで、老若男女問わずみんなが参加できます。
ほとんどの大会には制限時間が設けられているので、時間内にゴールすることを目的としています。アンカーもいて、アンカーに追いつかれないよう歩くことも必要です。
また、大会によっては、さまざまなイベントが開催されているものもあります。例えば、無料で輪投げをして景品をもらえるものや、ゆるキャラと写真が撮れたり、参加賞がもらえたり。スリーデーマーチでは、ゴール会場にさまざまな屋台が出ていて、ゴールのお祝いにおいしいものを食べることも楽しみの一つです。
「歩育」を今日から始めてみよう!
今日からでも実践できるのが「親子で歩く」「家族で歩く」ことです。まずは近所の2、3キロから歩いてみませんか?子供の生き生きとした笑顔が見つけられると思います。慣れてきたらウオーキング大会に参加するのも楽しいですね。