計画から家族みんなで一緒に! “節目”に行くから意味がある"卒旅”のススメ
節目節目で家族旅行。多少無理をしてでも得られるものは大きいはず(写真:JALパック提供)
年が明け、お子さんの卒園や卒業が間近になってきた方も多いのではないでしょうか。3月、4月は子どもが卒園&小学校にあがるだけでなく、きょうだいが高学年になり、ひとによっては中学受験への取り組みが本格的になったりする時期です。忙しくて、なんとなく見過ごしがちですが、このタイミングはとても重要な“節目”。そのタイミングに旅をする卒業記念の家族旅行を、大手旅行会社のJALパックが提案しています。
旅行や外食など、心に残る体験が大多数
同社ではちょうどその節目のタイミングでの家族旅行が増えているという実態から、2017年9月に全国の卒業、または卒業予定のある子どもをもつ家庭の親、子ども(12~22歳)あわせて1万人超にインターネットでヒアリングを行い、意向調査を行ったそう。その調査結果によると、全体の約2割が「卒業旅行」として宿泊を伴う旅行に家族で出かけていました。うち6%が海外旅行、国内旅行は18%。
学年別に見ると、中学と大学の卒業時に出かけています。ちなみに、子どもの卒業に際し日帰り旅行や家族で外食をした、と答えたのは50%。旅行までとはいかなくても、なにか記念になることをしていました。
何もしなかった人が半数近い。ちょうどこの時期は決算期に当たったりして仕事も休みづらいのかも?(画像:JALパック資料より)
家族そろっての旅行、いつまでできる?
何もしなかった人々も4割ほどいるわけで、中にはそもそも卒業旅行をしようと思いいたらなかったという人も多いよう。逆に旅行をした人に話を聞くと「卒業記念家族旅行は、“家族揃っての旅行”の貴重なチャンスだった」と多くの親が実感しているとのこと。なにしろ、高校生になり部活や勉強、アルバイトなど家庭と離れた活動が増えたり、大学を卒業し就職をすれば親だけでなく子どもも忙しくなり、“家族そろっての旅行”どころではありません。この“節目”が、実は家族そろってゆっくりじっくり過ごすことができる最後のチャンスかもしれないのです。
子どもの参画意欲は意外に高い!
JALパックの調査では家族旅行をした子どもたちの声も集めていますが、それによると「もっと自分で旅行計画を立てたい」と考えている子どもが63%もいたといい、旅行に対する子どもの参画意欲の高さがうかがえます。