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バレンタインに子どもと作る「ドーナツケーキポップ」飽きさせずに作るコツ

あんふぁん
もうすぐバレンタイン。わが家の娘も、今年はお友だちにどんなチョコレートをプレゼントするか頭を悩ませている様子。そこで、小3の娘、小1の息子が「全国小学生パティシエ選手権」入賞・決勝進出・優勝の実績がある「こどもお菓子教室BERRY」のバレンタイン向けドーナツケーキポップのレッスンに参加してきました。

バレンタインにぴったりのドーナツケーキポップの作り方



バレンタインに子どもと作る「ドーナツケーキポップ」飽きさせずに作るコツ


◆材料(小さめのドーナツ型4個分)
・全卵1個
・グラニュー糖40g
・生クリーム、または牛乳40cc
・アーモンドパウダー10g
・薄力粉55g
・ベーキングパウダー小さじ1/4
・バター+サラダ油30cc+10cc

◆準備しておくこと
・アーモンドパウダーと薄力粉、ベーキングパウダーは一緒にふるっておく
・バターはサラダ油と合わせて湯せんで溶かしておく
・オーブンを180度に予熱しておく(天板は入れない)

◆作り方
1.ボウルに全卵を入れ、かるくほぐす。グラニュー糖を加えたら白っぽくなるまでまぜる
2.生クリームを加えてまぜる
3.ふるっておいた粉類を加えてまぜる
4.最後にバターとサラダ油を入れて、ゴムベラで切り混ぜ、粉が見えなくなったところで型に流し入れる
5.予熱の完了したオーブンで15分焼く(焼き色がつくまで)
6.シリコン加工の型は、少し冷めてから丁寧にはがす
7.チョコレートを湯せんで溶かし、ドーナツの表面に塗り、ナッツなどを飾る

バレンタインに子どもと作る「ドーナツケーキポップ」飽きさせずに作るコツ


山田美和さんのお菓子教室には子どもを飽きさせない工夫がいっぱい!



「こどもお菓子教室BERRY」を主催しているのは男の子2人のママでもある山田美和さん。ママならではの、子どもを飽きさせない工夫がいっぱいでした。

レッスンでは、子どもたちがワゴンから必要な材料を持ってきて計量するところからスタート。配られたレシピは2人分でしたが、4人分で作るとのこと。
そのため、「分量を倍にしましょう!2人分で卵1個ということは、4人分だと卵はいくつ?」と山田さん。かけ算を習っていない1年生の息子もドーナツをたくさん作るため、一生懸命計算していました。きちんと計量しながら行うお菓子作りは計算の練習にもなります。さらに牛乳を少し多めに入れてしまった息子に、娘がつい「あ、ダメじゃん」とつぶやいたときも、山田さんは優しく「そういう言い方をされたらどう思うかな?そうだね、イヤな気持ちや悲しい気持ちになるよね。“ダメじゃん”とか“失敗だね”ではなく、“惜しい!”“2gくらい大丈夫”という言い方をすると、みんな楽しく作業ができるよ」と声をかけていました。普段のレッスンでも、お菓子作りを通して協調性が身につくよう配慮しているそうです。

バレンタインに子どもと作る「ドーナツケーキポップ」飽きさせずに作るコツ


他にも、粉をふるうときなど、手の空いている子にボウルを押さえておくよう指示をすると同時に「自分がしてほしいこと、してもらって嬉しかったことはお友達にもやってあげようね」と声をかけていたのが印象的でした。

バレンタインに子どもと作る「ドーナツケーキポップ」飽きさせずに作るコツ


山田さんが心がけていることは「子どものペースに合わせること」だそう。
「レッスン中でも、子どもはいろいろなことをしたがります。脱線してしまってもとりあえず自由にやらせ、子どもが納得してから本題に戻るのが、子どものやる気をそがないポイント」。さらに、「慣れないお子さんなら、子どもが興味がある部分、楽しくできそうな作業だけをやらせてみるのもよいですね。ご家庭でも、子どもの個性を見極めて、親が準備するところ、子どもにまかせるところのバランスを考えるとよいですよ」とアドバイスをもらいました。

子どもと一緒にキッチンに立つのはちょっと面倒…というママにアドバイス



最後に、「子どもと一緒にお料理やお菓子作りは楽しい反面ちょっと面倒。時間も手間も倍かかりますよね…」と本音を打ち明けたところ、「子どものお菓子教室なので、うちでは手を抜かず、計量や最後の盛り付けまでひととおりやってもらうのですが…」と前置きしたあとに、「計量は大人があらかじめ済ませておく、焼き菓子などは焼いてしまってデコレーションやトッピングだけを一緒にする、時間を分ける(前日にタルトやスポンジだけ焼いておく。できれば多めに作って冷凍しておく)、紙コップや紙皿を使って洗い物を減らす」というアイデアも教えてもらいました。

バレンタインに子どもと作る「ドーナツケーキポップ」飽きさせずに作るコツ


子どもと一緒のお菓子作り、できる範囲で楽しみたいと思います。
<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>

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