柔軟剤がポイント?ふんわりタオルをキープする洗い方・干し方
タオルを何度か洗っていると、柔軟剤を使っていてもごわごわとした触り心地になりがち。子どものデリケートな肌を守るためにも、タオルの肌触りは重要です。そこで、知っているようで意外と知らないタオルの正しい洗い方を、タオルショップの「タオル大好き屋」に聞いてきました。
タオルの正しい洗濯方法は?
柔軟剤の使い方がポイント
洗濯をするときに、自分の好きな香りがする柔軟剤を毎回使用しているというご家庭も多いと思いますが、柔軟剤の使い過ぎはNG!
柔軟剤は生地の繊維の表面をコーティングしてくれる作用があり、衣類などの触り心地を良くしてくれます。ですが、量や使用頻度が多すぎてしまうとタオルのパイル生地を柔軟剤がコーティングしてしまうことで、吸水力や触り心地が低下してしまうことも。
柔軟剤は毎回使用するのではなく、タオルの触り心地がイマイチになってきたかなと感じるころ、大体10回~15回に1回程度で十分なのだそうです。
また、新しいタオルにたくさんの量の柔軟剤を使ってしまうとパイルが抜けやすくなったり、毛羽が立ちやすくなる原因にもなるので、必ず水に対しての容量を守って使用しましょう。
タオルをふわっとさせる干し方
天気のいい日に洗濯をして直射日光をあてて、しっかり乾かしたい!と思ってしまいがちですが、タオルは太陽よりも風を好むそうなのです。
長時間の直射日光はタオルを硬くしてしまう原因になってしまうので、なるべく直射日光を避けて風通しのよいところに干すのがおすすめ。
また、まったく日が当たらない湿気の多いところにタオルを干すと、乾いた後も嫌な臭いが残ってしまったり衛生的にも良くないので注意しましょう。
タオルを干すときは両手でタオルの短い辺の両隅をしっかり持ち、よく振ってからパイル地の糸をほぐして四方にひっぱり形を整えると乾いたときの仕上がりが良くなります。また、タオルを部屋に取り込んだ後にちょっとだけ乾燥機をかけると、さらにふわっとした仕上がりになるそうです。
雨が続いたときなどに乾燥機を使うこともあると思いますが、乾燥機のかけすぎはタオルを傷める原因になるので気を付けましょう。
ふんわり感を保つタオルの保管方法
タオルのふんわり感は、パイル地に空気を含んでいることが大切なポイント。タオルを保管するときは、湿気がなく風通しがよいところに、パイル地がつぶれないように重ねて収納しましょう。