子育て情報『まるで化学実験! 家で簡単にできる「玉ねぎ染め」は自由研究にもイイ!』

まるで化学実験! 家で簡単にできる「玉ねぎ染め」は自由研究にもイイ!

以前から気になっている「草木染め」。草木の葉や枝など天然の材料を使って、布を染めるというもので、ナチュラルやオーガニックにこだわるブランドでよく見られる染色方法です。果物や野菜の皮を使ったものから、藍染めや桜染めなどもあり、繊細で優しいカラーが印象的です。

そんな「草木染め」の中でも一番簡単にできるのが「玉ねぎ染め」。普段捨ててしまう玉ねぎの皮を使って染めるものです。ネットで調べてみると、「玉ねぎ染め」をやっている人は意外にもたくさん。早速、玉ねぎの皮を数個分とっておき、「玉ねぎ染め」に挑戦してみました。

目次

・準備するものは、玉ねぎの皮、ミョウバン、染める布だけ
・媒染液に入れると、あら不思議! 茶色が鮮やかな黄色に変化する
・鮮やかな黄色が美しい「玉ねぎ染め」。化学実験みたいな変化が楽しい!


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準備するものは、玉ねぎの皮、ミョウバン、染める布だけ

まずは、材料の準備。
玉ねぎの皮、そして染める生地や布を準備します。私は普段ぞうきんやふきん、食器を洗った後に下に敷いている布が汚れてきたので、これらを染めたいと思います。また染めた布に色を定着させる媒染液を作るのに必要なミョウバンも用意します。ミョウバンは、漬物の発色を良くするためなどに使われるのでスーパーなどで簡単に買えます。

使う鍋は、ホーロー製やステンレス製を使います。アルミや鉄は染液と反応して、色が変色してしまうので要注意です。

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1.染めたい生地や布を湯通しする

鍋に湯を沸かして、布や生地を数分煮ます。一度煮ることで、色が入りやすくなじみやすくなるそう。煮た後は、ざるなどに開けておきます。

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2.玉ねぎの皮を煮て、染液を作る

玉ねぎの茶色の部分を鍋に入れ、ひたひたになるぐらいまで水を入れ、火をかけます。沸騰して弱火で20分ほど煮ます。玉ねぎの皮は、カレー2回分(玉ねぎ4〜5個分)ぐらい。煮出した後に、玉ねぎの皮を取り出しておきます。染液は、赤が強めの茶色になっています。


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3.染液に、湯通しした布を入れて20分ほど煮る

湯通しした布の水気をしっかり絞って、玉ねぎの染液に入れます。入れるときは、染めムラができないように、シワなどがないようきれいに広げて入れます。入れたら、菜箸などで布を動かしながら、すみずみまで染液がゆきわたるように動かします。たまに動かしつつ、20分ほど煮ます。20分経ったら、ざるにあげて、少し冷めてから染液を絞ります。取り出したばかりの布は、薄い茶色に染まっています。

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媒染液に入れると、あら不思議! 茶色が鮮やかな黄色に変化する

4.湯にミョウバンを溶かし、媒染液を作る
ステンレスのボウルに湯を入れ、ミョウバンを溶かします。

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