北海道民が教える!子どもと旅する、夏におすすめのエリアベスト3
我が家では、子どもを複数連れて、北は留萌から宗谷岬、南は函館や襟裳岬、西は小樽から積丹半島、東は富良野や十勝管内はもちろん知床・網走・釧路まで全道をくまなく網羅してきました。
今回は北海道在住で、道内をくまなく回ってきた筆者が、“子どもと旅する、夏の北海道おすすめエリアベスト3”を紹介します。
なお、どのエリアを回るにも、車(レンタカー)は必須。旅程は2日~3日で組むのがおすすめです。
北海道の夏は短い!
東京や大阪に住む方にはピンと来ないかもしれませんが、北海道の夏は6月から9月まで。この期間のみ夏遊びが楽しめます。一般的に行楽シーズンと言われるゴールデンウイークはまだ雪が解けきっていない地域も多く、やっと桜が咲き始める時期となります。はっきり言って、寒いし、まだ景色も寂しい時期。
この時期からようやく冬季封鎖や冬季閉館が解除されます。
そして、9月は早々に紅葉のシーズンに。なので、北海道ならではの気持ちのいい夏を味わおうと思ったら、7~8月ごろに照準を合わせるといいでしょう。
広い北海道、どこを訪れる?
北海道は本当に広いので、子ども連れで2、3泊くらいを考えるとエリアを絞らないととても回り切れません。
今回は北海道の夏に、子どもと訪れるエリアとしておすすめのスポットをピックアップしました。
ポイントは、
1、遊べる場所が集中している
2、子どもが身体を動かして遊べる(遊歩道や走れる場所がある)
3、冬は行けない・冬にはおすすめしない
という3点でセレクトしました。
観光名所がギュッと詰まっている「富良野」
北海道といえば富良野と言われるくらい有名なスポットですね。メジャーな分、激混みなイメージもあるかと思いますが、おすすめは早朝です!実は北海道、朝は明るくなるのが早いです。以前東京に住んでいた時と比べた私の体感では、最大で2時間近くズレがある感じでしょうか。
そのため、朝早く行動し始めれば、観光名所もゆっくりと堪能できます。特にラベンダーの時期である初夏は最高で、無料で見学できる展望の良い場所も点在します。大きなラベンダー園も朝の8時台から開園していますよ!もちろん7月の3連休など、時期によっては混みますが、富良野自体は小さな街ですので、移動が少なく楽しめるのもポイントです。
また、富良野にはベリー狩りなどの体験スポットも。ランチなどの予約を早めに入れておくと各スポットをゆっくりと楽しめるでしょう。