暑いと感じる日が増えてくるのに伴って、自然と冷凍庫へ家族の手が伸びる回数も増えてきたのではないでしょうか。
さて、みなさんのお宅の冷凍庫の中身と言えば何でしょうか?パッと思い浮かぶのは、氷、アイスクリーム、作り置きのおかず、特売のお肉や冷凍食品でしょうか。
しかし、他にも冷凍保存が可能な食品はたくさんあるんです!冷凍保存によって時短料理がかなったり、よりおいしさや風味が増したり、節電につながったり、冷凍庫を上手に活用することはいいことづくめです。今回は知らないと損する冷凍庫の活用術を紹介します。
え、これも?冷凍庫保存がおすすめな食品
一見意外なものでも、冷凍保存が適している食材は多いんです。
キノコ類:キノコは冷凍保存することによって旨味成分が増加するそうです。特におすすめは食感が変わりづらいナメコ。使うときもさっと洗ってから普段通りに加熱調理するだけです。
エリンギ、椎茸、シメジ、マッシュルームもおいしさが増し、煮物として使用するのにおすすめ。しかし、炒め物にするときはびちゃっとした食感になり不向き。キノコ類は冷凍しても不思議とガチガチに固く凍らないので、冷凍庫から出してすぐに調理に取りかかれるのもおすすめポイントです。特売の日に買って冷凍保存しておけばお財布にも優しい!
味噌:味噌は空気に触れることで風味が悪くなり、一般的な味噌の賞味期限は本来開封後1ヵ月なんだそう。とはいえ、なかなか家族で1パックの味噌を毎月食べきっている家庭は多くないのでは?そこで、冷凍保存です。冷凍しても空気には触れますが、風味の劣化の進行スピードが遅くなります。なので一般家庭では味噌は冷凍庫に入れて置くのがおすすめです。味噌は冷凍庫に入れても固まらないので、今までと同じように使えます。
チーズ:開封後に冷蔵庫に入れて保存しておくと、あっという間にカビが…。チーズも冷凍庫で保存することでカビの発生を遅くすることができます。スライスチーズはそのまま、シュレッドチーズは袋の中に薄く広げて冷凍すると、使うときにパキパキと割って使うことができるので楽ちんです。お徳用のチーズを買ったときは特におすすめしたい保存法です。
おから:これはお豆腐屋さんにおすすめされました。卯の花炒り煮やハンバーグに入れても余ってしまったおから。消費期限が長くないので「冷凍しておけば1ヵ月もつよ」とのことです。ただ念のため、私は冷凍したおからは加熱調理に使うようにしています。