子育て情報『ママが運動オンチでも大丈夫! わが子を運動好きに育てる秘けつ』

ママが運動オンチでも大丈夫! わが子を運動好きに育てる秘けつ

ママも記憶にあるかもしれませんが、幼いときほど運動ができる子は注目されるもの。難しい言い方をすると、幼児時代は「運動が自己意識の大部分を占めている」のです。自信や積極性がつくという心の発達からも、遊びを通して運動を好きになる経験を積んでほしいです。

Q:オリンピック選手は幼いうちに競技を始めています。早くに習わせた方がいいのでは?
A:一流選手=幼少期から始めているとは限りません

例えば錦織圭選手がテニスに的を絞ったのは12歳のときだったそうです。20世紀を代表するゴルファー、ジャック・ニクラスがゴルフを始めたのは10歳です。テレビでは、幼いうちから練習に励む選手が取り上げられやすいので、そのイメージが強いかもしれませんが、幼少期から始めないと一流選手になれないということは決してありません。
ちなみに私は10歳までを「遊びで運動コントロール力を育む基盤形成期」、中学生までを「いろいろな運動を経験するお試し期」、高校生以降を「特定のスポーツに専門化する時期」と考えています。
発達の段階に合わせて運動の仕方も変えていくことが大切です。

巻頭特集監修/西東桂子さん(あんふぁんサポーター)illustrationSHIBATA Keiko
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