愛あるセレクトをしたいママのみかた

子どもと行く登山・安全に楽しむためのお役立ちグッズと上手なパッキング法

あんふぁん
子どもと行く登山・安全に楽しむためのお役立ちグッズと上手なパッキング法


子どもが小さいころから家族で登山を楽しんでいる我が家。登山は、現在小学1年生~3年生の三姉妹と一緒に家族全員で楽しめるイベントです。
今回は、登山のときに持っていくと便利なグッズやおすすめの服装、パッキングの方法などを紹介します。

持っていくと便利なグッズは?


子どもと行く登山・安全に楽しむためのお役立ちグッズと上手なパッキング法


登山の三種の神器(リュック、靴、レインウェア)や行動食は準備万端!でも意外と忘れがちなのが医薬品。転倒した時の傷薬や、お腹を壊したときのための下痢止めなど、万が一に備えるようにしておきましょう。

子どもは大人の想像以上に汚すので、ウェットティッシュがあると便利です。また、ビニール袋やジップロックなども少し多めに持って行きましょう。汚れた服を入れるのもそうですが、どんぐりや石、葉っぱなど、子どもはお土産を持って帰りたがりますよね。


子ども用に、個包装された小さめの軽いお菓子もおすすめ。「○○まで歩いたら1個」と、ちょこちょこご褒美をあげて、子どものモチベーションをアップさせましょう。

登山での代表的なケガは、すり傷、足首の捻挫。
そこで傷口を洗うための水(水道水、ミネラルウォーターなど)は、飲料用とは別に用意しておきます。傷口を保護するための絆創膏やガーゼも必ず持って行きましょう。足首の捻挫はテーピングで固定します。テーピングはさまざまなシーンで役立つので、使い方を知っておくと便利です。

このほか、虫よけスプレー、紫外線対策の帽子やUVカットクリームもお忘れなく。
夏は熱中症にも要注意。子どもの反応が鈍く、ボーっとしているなどの場合、熱中症の可能性があります。熱中症になったら木陰などの涼しい場所に寝かせ、水や塩分(ナトリウム)の含まれたスポーツ飲料を補給し、首を冷やすなどして体温を下げます。

<登山に持っていくグッズ>

・歩きながら食べられるもの(クッキー、ビスケット、カロリーメイト、エナジードリンク、あめなど)
・マップ
・薄手の上着
・帽子
・雨具
・軍手(足元が悪いコースの場合)
・保険証(万が一ケガをしてしまった時のために持っていたほうが安心です)
・替えの靴下(汗をかいたときや、靴擦れ防止のため)
・着替え(場所によっては足元が悪く、露などで滑りやすいので)
・絆創膏、ガーゼ、テーピング
・ウェットティッシュ
・ビニール袋やジップロック
・飲料水、傷口を洗うための水

長袖が基本。ジーパン以外の長ズボンがオススメ


服装は必ず長袖を着て行きましょう。そして、暑くなったり寒くなったりしたときに、脱ぎ着して調整できるように、重ね着がオススメ。虫刺されなどを防ぐために、下も長ズボンで。ただし、ジーパンは汗を吸って重くなるので、チョイスしない方が無難です。

・素材は吸汗速乾性の高い化繊を
子どもは汗っかき。
汗が冷えると急速に体温が奪われます。また、子どもは体温調節が未熟なので、吸汗速乾性の高い化繊のものを。夏山登山ならTシャツタイプが着やすいです。

・防寒着
防寒着は基本的に行動時に着ないので、できるだけ小さくなり携行しやすいものがいいです。子どもと登山すると荷物がかさばりがちなので、コンパクト性を重視。

・靴
履きなれた運動靴が良いでしょう。

荷物は最小限にパッキングを


パッキング(packing)とは、”荷造りをすること” を意味し、登山では大切な作業です。リュックにうまく荷物をつめることができると、肩や腰への負担が減り、疲労感も軽減できます。
リュックにつめた荷物が片寄っていたり、すぐに出したいものが下にあったりすると、登山中の快適さが半減してしまうばかりでなく、緊急時に困ってしまうので、しっかり準備しておきましょう。

<リュックに隙間なくかつ均等にパッキングする方法>

【一番下に入れるもの】使用頻度の低いもの・・・着替えなど
【中間層に入れるもの】重みがあるもの・・・食料、水、調理器具など
【上に入れるもの】すぐに出せるもの・・・防寒着、雨具など
【脇・隙間に入れるもの】その他小物など
【サイドポケットに入れるもの】すぐに出したいもの・・・行動食、手袋、カメラなど
【ウエストポーチなどに入れるもの】頻繁に出すもの・・・地図、筆記用具、財布、携帯電話、あめなど

小物のパッキングでとても役に立つのがジップロック!透明なので見やすいうえ、雨で濡れることもありません。

子どもと行く登山・安全に楽しむためのお役立ちグッズと上手なパッキング法


「安全に楽しく」がキーワード


子どもと行く登山・安全に楽しむためのお役立ちグッズと上手なパッキング法


子どもと行く登山は、「安全に気をつけながら楽しむこと」がキーワード。

登山は自然が相手ですから、ほかのスポーツのようにすぐに危険を回避したり、病院へ行くことはできません。だからこそ、親はきちんとリスクマネジメントし、安全を重視して装備を選ぶことが大切です。

そして、親は子どもの「楽しい気持ち」をプロデュースしてあげましょう。

我が家は登山を始めてから、家族の絆をより強くすること、同じ感動を同じ時に共有すること、体力強化することなどの家族が一つになって目指す目標ができました。

みなさんも、お子さんと一緒に山を楽しんでくださいね。


<文:フリーランス記者青木真美>

提供元の記事

提供:

あんふぁん

この記事のキーワード