この春子どもが年長になり、先日懇談会に行ってきました。すると先生から「年長さんになったら、無理のない程度で構いませんので、園に持ってくる持ち物をお子さんと一緒に準備する習慣を付けてくださいね」というお話しが。
先生いわく「年長さんでは、小学校に向けて自分のことは自分でできるように徐々に慣らしておく必要があります」とのこと。
我が家では今まで準備は親がやっていましたが、「自分のことは自分でやる子になってほしい!」と思うようになりました。
そこで、小学2年生になるお子さんのママでもある、整理収納アドバイザーの渡邊友美さんに“園児が自分で身支度できる収納方法”を教えてもらいました。
収納場所の鉄則は“子どもが見えるところ”
我が家では扉付き収納の中に園用品を片付けていますが、園用品の置き場所はどこがいいのでしょうか。
「子どもにとって扉を開け閉めすることだけでもハードルが上がってしまいます。出し入れしやすいオープンラックを、子どもの目に付きやすい場所に置くといいですよ」
早速、子どもがいつも目にするダイニングの一角に園の準備コーナーを設けました。
「通園バッグ、ティッシュ、ハンカチ、ネーム、園用品はまとめて置く。間取りにもよりますが、衣類タンスも隣に置くと一カ所で身支度が完了します。ティッシュやハンカチなどの小物は、バラバラにならないように小さなケースにまとめるのがおすすめ」
我が家では、収納ケースの中に小さいケースを入れて仕切りの代わりにしました。これならごちゃごちゃにならず、子どもも取り出しやすそうです。
バッグは引っ掛ける派?置く派?子どもと相談しながら
以前、我が家で通園バッグを置いて収納しようとしたら、子どもに「バッグは引っ掛けておきたいの!」と言われた経験があります。
「バッグの収納方法は、子どもが慣れている方を採用するといいかもしれません。通っている園ではどうしているか見てみる。そして“どっちがやりやすい?”と子どもと相談しながら決めるのもいいですね」
壁に付けるフックは、針が細くて跡が目立たないものが賃貸住宅でも使えて便利。置いて収納する場合はカゴを用意して、片付ける場所を決めてあげると分かりやすそうです。
やることも“見える化”すると効果あり
「ハンカチ持った?」「トイレ行った?」と、忙しい朝に子どもの行動を把握するのは大変。収納の見直しをきに“やることリスト”を作り、やることの見える化にも挑戦してみました。