貯金を月1万円以上アップする秘訣は?家計改善は子どもが幼稚園の今!
子どもがいると何かと物入り。これから子どもが大きくなり、学費や塾といった習い事でますますお金がかかるようになってきます。毎月の収支を見ていると「こんな家計で将来大丈夫?」「年間いくら貯金すればいいのかしら?」と不安なることも。
お金のことはお金のプロに聞くのが一番! そこで、子育てサークルへ出張講座に来ていたファイナンシャルプランナー荒井要雄さんにお話しを聞きました。
「家計を見直すタイミングは今すぐ! お金を貯めるなら子どもが小さいうちに計画すると楽になりますよ」
子どもが幼稚園や保育園に通っている今こそチャンス! 家計を見直すポイントを教えてもらいました。
家計を見直す4つのポイント
(1)通信費・食費・お小遣いなどの生活費を見直す
一番手軽に見直せるのが生活費。中でも見直しやすいのが通信費です。固定電話は必要なかったら解約する、格安携帯に乗り換えるなど、夫婦で料金プランを一度見直してみるのもいいかもしれません。
通信費以外の生活費はなかなか下げるのは難しいかもしれませんが、食費やお小遣いは見直す余地は十分にあります。「お小遣いを削りたくない!」という人も、将来の家計のことを考えると下げざるを得ませんよね。例えば生活費を月1万5千円ダウンさせることができれば、年間では18万円。15年間で考えると270万円にもなるので頑張りたいところです。
(2)余ったら貯金はNG! 先取り貯金で手堅く貯蓄する
「収入から月々の支出を引いた額=貯金できるお金」ではありません。生活をしていると冠婚葬祭のような急な出費や、家電の買い替えといった予定外の出費、用途不明金が必ず出てきます。ざっくりした生活をしていると、年度収支額の約50%はなくなると考えましょう。貯蓄額を増やすには、残ったら貯金ではなく先取りして貯める。
しっかり貯めたいなら、収入から支出を引いた残りの70%は貯金できるように頑張りましょう。
「貯金が苦手で・・・」という人は、貯蓄型の保険に入るのもひとつの手。余ったら貯金しようという考えでは、なかなか貯蓄できません。先取りして強制的に貯蓄できる仕組みを作ってしまうといいですよ。
(3)大きな買い物のタイミング、金額を考える
車や旅行などの大型の出費は、家計の見直す大きなポイントになります。車の購入金額を変えずに、購入時期を先伸ばしするだけでも効果的です。